女流タイトル戦「第15期マイナビ女子オープン第3局」が今年も藤沢にやってくる。5月14日(土)、会場は歴史ゆかり深い時宗総本山・遊行寺。
昨年はコロナ禍でオンライン配信だったが、今年は大盤解説や指導対局、キッチンカーブース、ミニSLなど盛り沢山のイベントにパワーアップ!
マイナビ女子オープン対局って?
『週刊将棋』の企画で1987年に始まった「レディースオープン・トーナメント」を基に(株)マイナビと日本将棋連盟が主催し07年に創設した女流棋士最高峰の棋戦。「女王」の称号と優勝賞金500万をかけ、静かで熱い戦いが繰り広げられる。
今回の対局、みどころは?

西山朋佳女王(左)里見香奈女流四冠(右)
今回の対局は、四連覇中で「永世女王」の称号もかかる西山朋佳女王に、女流タイトル通算47期という実績を誇る里見香奈女流四冠が挑む。女流二強の5番勝負、1戦目は里見女流四冠、2戦目は西山女王の勝利という熱い展開の中迎える3戦目だ。
持ち時間は3時間。対局時間は午前10時から午後5時までを予定。
人気の大盤解説、今回の解説と聞き役は?
熱い戦いの対局の模様や大盤解説会が、同寺と隣接する藤嶺学園の体育館で行われる。午後1時から。観覧無料。椅子席約250席。
解説は木村一基九段と戸辺誠七段が登場。聞き手は、タレントでアマ三段のつるのさんと、将棋親善大使の伊藤かりんさんが聞き役を務める。
対局終了後は、両対局者を交えての感想戦も行われる予定。
詳しくは藤沢観光HPへ。
藤沢を将棋でPR!
ふじさわ観光親善大使のつるの剛士さんは将棋親善大使
市内での対局は、昨年、つるのさんのふじさわ観光親善大使の就任10年を記念し初開催された。
つるのさんは25歳で将棋の面白さに目覚め、現在アマ三段の腕前。将棋親善大使にも就任しており、「江の島将棋頂上決戦」の開催や、昨年にはつるのさんデザインの「えのしましょうぎ」が登場した。同日につるのさんの観光親善大使の委嘱式も行われる(生配信予定)。
指導対局やサイン会など盛り沢山!ミニSLなど親子でも楽しめる
当日は遊行寺境内で関連イベントが盛り沢山!
キッチンカーや片瀬こまの体験会、ミニSLも走行。情操教育でも注目される将棋の観戦も含め、親子で楽しめるイベントとなっている。ぜひ足を運んでみては。
会場リンク