小田原「宝泉寺」創建者は北条早雲の孫「時長公」!

小田原「宝泉寺」創建者は北条早雲の孫「時長公」!

正式名称は「臨済宗大徳派 永禄山 宝泉寺」。永禄元年(1558年)、北条早雲の孫にあたる時長によって創建された460年以上の歴史をもつお寺です。

専門家の間では、時長は小机城(横浜市)の城主「北条三郎」と同一人物とされてきましたが、その真実は長くベールに包まれていました。しかし2019年2月、寺宝でもある時長の肖像画が小田原市指定重要文化財に選定されたことを機に、時長は北条氏の一族であることが正式に認められたのです。

小田原「宝泉寺」創建者は北条早雲の孫「時長公」!

時長の肖像画は一般公開されていませんが、初代住職の法事「開山忌」が行われる4月22日の午後のみ観覧が可能です。

寺のあちらこちらにミツウロコ

瓦屋根や黒光りする本堂の柱など、あたりを見渡せば至る所に北条家の家紋「ミツウロコ」を見つけることができます。

小田原「宝泉寺」創建者は北条早雲の孫「時長公」!

寺の歴史をさかのぼると、天正18年(1590年)の豊臣秀吉による小田原攻めの際に焼き討ちに見舞われ、建物や寺宝のほとんどが焼失してしまった過去もあるのです。再建は安政元年(1854年)。選び抜かれたスギやケヤキの建材で建てられた造りは頑丈で、関東大震災にも耐え抜きました。

その本堂では毎年チャリティーコンサートが催されています。次回は5月18日(土)。意外にも本堂は音響が良いそうで、禅宗らしい荘厳な雰囲気のなかに響くピアノやフルートの音色は格別でしょう。時間は午後2時~3時半頃。参加費1000円は、日本赤十字社を通じて東北や熊本の被災地に届けられます。

ずっと眺めていたくなる日本庭園

小田原「宝泉寺」創建者は北条早雲の孫「時長公」!

本堂の裏手にある日本庭園は、北条幻庵(時長の父)の設計。背景に臨む箱根外輪山を生かした「借景」という技法によるもので、池の形は「心」の漢字を表しているのだそうです。

宗派を問わない納骨堂

小田原「宝泉寺」創建者は北条早雲の孫「時長公」!

本堂の脇に広がる墓地の一角に設けられた納骨堂「風里廟」。緑あふれる静かな環境で、風祭駅から徒歩4分というアクセスの良さも魅力です。※宗派不問

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開催日

2019年4月22日:
午後1時~5時まで、小田原市重要文化財である北条時長の肖像画を本堂に掲示。観覧無料。

2019年5月18日:
チャリティーコンサート
午後2時~3時30分(1時30分開場)。フルートとピアノによる女性3人組の演奏会。
参加費1,000円(小さなお菓子付き)※収益の全額を日本赤十字へ寄附

住所

神奈川県小田原市風祭918

問い合わせ

宝泉寺

電話

0465-22-8723

0465-22-8723

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