日本・デンマーク国交樹立150周年を記念して「アンデルセン展 あなたのそばにはいつもアンデルセンがいた」が、川崎市中原区の川崎市市民ミュージアムで開催されています。アンデルセンはデンマークを代表する国民的作家であり、日本でも多くの人が幼い頃からアンデルセンの童話に親しんできました。アンデルセンやデンマークの世界に触れ、理解を深めることで、作品に別の味わいを感じることができるようになるかもしれません。

企画展示室１【ハンス・クリスチャン・アンデルセン展】
　デンマークの首都、コペンハーゲンの街並みを映像でご紹介。人気の観光スポット「チボリ公園」を中心とした巨大ジオラマの展示もあります。そして、デンマーク王室やアンデルセンの生涯について知ることが出来ます。また、切り絵の名手としても知られるアンデルセンの作家としてだけではない、優れた才能の数々をご覧いただけます。

企画展示室２【みんなのアンデルセン展】（観覧・参加　無料）
　こちらでは、来場者自身がアンデルセン展に参加することが出来る参加型の展示です。童話のイメージを絵に描いてミュージアムに出品したり、液晶パネルをタッチして「マッチ売りの少女」や「人魚姫」などアンデルセン童話の主人公たちのアニメーションを見たり、衣装を着て童話の主人公になりきることも！また、休憩しながら童話の絵本をゆっくり読むこともできます。

会期中、同館ではアンデルセン展の関連展示として、①デンマーク展②アンデルセン童話の若手作家展③第34回アンデルセンのメルヘン大賞原画展を、観覧無料で開催しています。併せてお楽しみ下さい。