<さらに詳しく>知ってほしい横浜IRのこと!専門家にも聞きました【横浜市PR】

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ポスターは2020年代後半の実現を目指す横浜イノベーションIRが現在、「未知なるリゾート」への入り口にいることを表現している

横浜IR(統合型リゾート)の実現を目指している横浜市。「なぜIRが必要なのか」、市民に理解を深めてもらうために、広報よこはま特別号、公式ウェブサイト等でも情報が発信されています。ここでは、改めて横浜IRについて紹介します。

<目次>

・IRとは

・コロナ対策は最優先。その先の横浜の未来を見据えて

・知ってほしい横浜IRのこと

・有識者が見るIRの意義とは

・横浜イノベーションIR、広報展開も続々

・3月27日㈯にオンラインシンポジウム開催(終了)

IRとは

IRとは、「Integrated Resort」の頭文字で統合型リゾートと呼ばれています。

・民間事業者が、展示施設・国際会議場、ホテル、レストラン・ショッピングモール、エンターテイメント施設など、子どもから大人まで誰もが訪れ、楽しむことのできる施設と、これを収益面で支えるカジノ施設を一体的につくり、運営するもの。

・IRにより観光の振興、地域経済の振興、財政の改善への貢献が期待でき、観光立国を目指す日本の国家的なプロジェクトに位置づけられています。

「横浜の輝く未来のために~横浜イノベーションIR」第4章 海外のIR施設(約2.5分)

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コロナ対策は最優先。その先の横浜の未来を見据えて

市では、新型コロナウイルス感染症に対する医療体制の確保、感染拡大防止や市民生活の安全・安心に向け、これまでくらし・経済対策に総額6,382億円の補正予算を組み、全力で取り組んでいます。

横浜IRは人口減少の到来や超高齢社会の進展など、将来を見据えた経済再生や雇用創出等に向けた取組の一つとして、市民の豊かで安全・安心なくらしを支えていくために必要な施策と考えられています。

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知ってほしい横浜IRのこと

  • IRにはどんな効果があるのか?

これまでにない大規模な民間投資により、建設・運営段階を通して、市内中小企業の受注拡大や雇用の創出、国内外からの観光客による消費の拡大など、市全体に大きな経済的社会的効果をもたらすことが期待されています。

さらに、税収などの歳入増が見込まれており、市では厳しい社会経済情勢においても豊かな市民生活のために活用していくとしています。

  • 「IR=カジノ」ではない

IRには、国内最大級の展示場、ハイグレードな国際会議場、ラグジュアリーなホテルやレストラン、ショッピングモール、世界最高水準のエンターテイメント施設など、誰もが楽しめる施設が集まり、カジノ行為を行う区域の面積はIR施設全体の延べ床面積の3%以下。世界の人たちが憧れるリゾートが身近な場所にできます。

  • カジノができると依存症や治安悪化が心配…対策は?

のめり込みや犯罪防止のため、カジノには入場制限や国による事業者の徹底的な調査など、世界最高水準の規制がかけられます。日本が参考としている人気のリゾート、マリーナベイ・サンズがあるシンガポールでは、IRができた後も犯罪や依存症は増えておらず、市ではこれらを参考に、国や県警などと一緒にしっかりと対策を行っていくとしています。

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有識者が見るIRの意義とは

インタビューに答える川添教授

【プロフィール】※肩書は2021年3月時点
横浜国立大学都市科学部長、大学院都市イノベーション研究院教授
川添 裕 氏
文化史家、日本文化史家。「もっと横浜」プロジェクトを推進し、横浜における社会文化資源や観光資源の活用・見直し・再配置、創造開発などを考えている。2013年より学生たちとともに、横浜の街づくり、観光、IRに関する社会調査を山下公園で行ってきた。

IRは横浜のイメージに合っているのでしょうか。なぜ横浜なのでしょうか。

ご存じのように横浜は1859年の開港以来、外国との接点になることで発展してきた街です。そうした街では、新しいものや異なるもの、今までにないものを積極的に受け入れる、こういったことで街を引っ張り発展してきました。このことを私は「横浜スピリット」と呼んでいます。

今回のIRは横浜イノベーションIRと言っているように、インナーハーバーや内港部周辺を含め、これからの横浜の未来を構想する計画になっています。これまで、開放的な港町、横浜スピリットを通して発展してきた街が、もう一度ここで第二の開国をする。その第二の開国の核となるものとしてIRは非常に横浜に合っていると思っています。横浜は閉じてしまったらおしまいで、それをまずよく考えてほしいと思います。

横浜にIRができることの具体的なメリットや魅力は何だとお考えでしょうか。

まず、MICE(マイス:会議場、展示場等)の施設として、1万人超の規模の国際会議場とか国際展示場ができれば、その効果は非常に大きいと思います。すでにパシフィコ横浜があり、そこで横浜はかなり成功していると思うのですが、さらに拡大させて確実なものにすることができると考えています。もちろん、IRで開催されるコンサートやエンタメ・イベントの魅力も非常に大きいです。

あとは、財政面です。今後老齢人口が増え、逆に生産年齢人口が減ることが予測されています。その中で、コロナ前の試算ですが年間860億円から1000億円もの貢献になるIRは財政的にも魅力が大きいと思います。

大学生などの若者とIRについてお話しする中で、感じていることは何でしょうか。

大学生とは日常的に接していますが、大学生たちはこれまでの調査でも過半の人たちがIRの推進に対して賛成、ポジティブな意見が出ております。今まで200人弱の学生たちに調査にも関わってもらいましたが、調査していてIRについて意見を伺う中で、IRについての理解があまり進んでいない、よく理解されていないと彼らは感じています。そしてカジノだけが突出するような形で出てしまっていて、肝腎のIRの全体像や未来に向けての改革構想がきちんと理解されないまま、賛成・反対が言われているということです。

賛成するにしても反対するにしても、理解することなしに判断するのは非常に不幸なことですので、まずは本当によく知ってもらうことがとても大事だと思っています。

特に「理解が進んでいない」と感じるのはどのような点ですか。

カジノタウン=巨大なギャンブル場ができると思っている人や、IRは子ども連れでは行けない場所と思っている人が多くいます。繰り返しになりますが、カジノの面積はIR施設全体の3%以下で、レストランやショッピングモール、エンタメ・イベントなど、家族の誰もが自由に楽しめるゆったりした場所というのが本来の姿です。

もうひとつは税金で施設を作るのではという誤解がありますが、民設民営が基本です。事業者だけが儲かるということはなく、IRを作る目的は“横浜のため”です。税収が上がり、宿泊客だけでも例えば年間1,000万人やってくるとなると、そこで消費される野菜や肉、魚を考えただけでもすごい量になります。横浜の産業活性化、観光産業、周りの飲食店含めて非常に大きなメリットがあります。

さらに郊外区にはメリットがないという声も聞かれますが、少子高齢化社会の中での福祉ですとか、コミュニティづくりですとか、そういうところへお金が回っていき、支える仕組みになっているので、横浜市全体にメリットがあり、神奈川県全体でもメリットがあると思います。

ギャンブル依存症や治安への不安視から反対意見もありますが。

のめり込みの防止ですとか、犯罪集団との関係をどうやって絶ったらいいかなど、カジノ対策、ギャンブル依存症への何重もの対策が考えられています。旧来的なカジノタウンとの混同があると思うのですが、シンガポールのように新たな統合型リゾートとして構想されているところは、カジノへの不安、ギャンブル依存症への不安を最初から払拭するような対策をしています。私も実際にシンガポールに行ったときに、いわゆるギャンブル依存症でお金をなくした浮浪者のような人はまったくおらず、警備がIR施設の全体で完璧にされていたことを目の当たりにしました。シンガポールの場合、依存症については数値的にも十二分に制御できています。対策さえしっかりしていれば問題はないと思っております。

Withコロナの今、IR誘致を考えるべきなのでしょうか。

はい、今だからこそ考えるべきだと思っております。都市計画とか都市構想には時間がかかります。いまの社会は、目の前のコロナ対策を十分にやらなければならない。ただ、それだけになってしまうと、社会全体が精神的に鬱屈した抑圧的な状況になってしまって、他のことが考えにくくなりがちです。先のことを実現するためには、今から長期的な視野で考えることが大事です。今は密がダメ、移動がダメ、何がダメという制限が精神に影響し、視野が狭くなってしまっています。長期的な視点、幅広い視点で、どうしたらより良い未来を得ることができるのか。横浜っていう街は、閉じてしまったらおしまいです。外に開かれたことで発展してきた街、横浜らしく、未来に向けて展開させる。横浜のスピリットである、開放的な精神で切り替えて考えるべきじゃないかと思います。開き続けることが、横浜という街の大きな未来を守ってくれるのです。

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横浜イノベーションIR、広報展開も続々

横浜イノベーションIR イメージポスターを作成

ポスターは、横浜市内にオフィスを構える「kad ltd.」が制作したデザインを使用している

横浜イノベーションIRの情報を市民に広く知ってもらうため、さまざまな情報への共通の扉として、イメージポスターを作成。3月は集中的に、横浜駅中央西口駅前広場の屋根バナーや、鉄道6社の駅構内で掲出しています。

また、市公式ウェブサイト、Facebookや、今後発行するIRの広報印刷物等にも掲載。デジタルサイネージでは、動画が展開されます。

IR(統合型リゾート)事業説明会を開催

横浜IRの取組状況に関する事業説明会を2月6日から3月14日までに全6回開催。新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、全てオンライン形式での開催となりました。

取組状況として、事務局(横浜市都市整備局IR推進課)から実施方針をはじめとした横浜IRの取組状況の説明や質疑応答を行いました。

当日の説明資料は、横浜市ホームページで公開中。当日投稿された質問への回答は、準備ができ次第、ホームページで公表予定。

  • IR(統合型リゾート)事業説明会ページはコチラ

 広報よこはま特別号(実施方針を公表し、事業者公募をスタート!)を発行

市では、「横浜特定複合観光施設設置運営事業 実施方針」について、分かりやすく紹介した広報よこはま特別号を発行。

このほか、紙面には、IRの意義について、有識者によるインタビューなどを掲載しています。

広報よこはま特別号は、区役所や駅のPRボックスなどで配布しています。

  • 広報よこはま特別号ページはコチラ

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3月27日(土)にオンラインシンポジウムを開催

オンラインシンポジウムは終了しました

アフターコロナにおける日本の観光MICEやリゾート、エンターテイメントの在り方をふまえ、バラエティ豊富なパネリストから「横浜イノベーションIR」について、それぞれの視点で意見が交わされるシンポジウムを3月27日(土)に開催します。

開催日時:3月27日(土)13:00~14:30(予定)
配信方法:オンラインによる開催(YouTubeでライブ配信)
定員:なし(無観客で開催)
申込:不要
参加費:無料

主なプログラム

■特別講演「横浜イノベーションIRのポテンシャル」:岸博幸さん(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授)
■パネルディスカッション「横浜イノベーションIRに期待すること」
・岸博幸さん
・村上知子さん(お笑いタレント、森三中)
・川添裕さん(横浜国立大学都市科学部長、大学院都市イノベーション研究院教授)
・丸田健太郎さん(KPMG有限責任あずさ監査法人 公認会計士/パートナー)

今後も市は市民に対して、横浜イノベーションIRの理解を深める取組を進めていくとしています。

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■取材/タウンニュース 企画/横浜市都市整備局IR推進課

  • シンポジウムの詳細ページはコチラ
  • 横浜イノベーションIR公式Facebookはコチラ
  • 横浜イノベーション公式ウェブサイトはコチラ

住所

神奈川県横浜市横浜市中区本町6丁目50番地の10(横浜市役所)

問い合わせ

横浜市都市整備局IR推進課

電話

045-671-4135

045-671-4135

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公開日:2021-03-18

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