子どもたちの習いごとの1つとして、「そろばん」があらためて評価されています。次々と読み上げられる数字や問題用紙から、聴覚と視覚を頼りに情報を頭で整理し、正確に処理して指先でそろばんを弾いて回答を導くため、繰り返し行なうことで計算力だけでなく、集中力や記憶力が自然と養えるというのが人気の理由です。
- 海老名市東柏ケ谷の「おくた珠算塾」には、海老名市や座間市から多くの生徒が通っていて活気にあふれています。
丁寧な指導が評判
おくた珠算塾は、相鉄線「さがみ野駅」から徒歩5分の場所にあり、2009年に開塾しました。指導者は全国珠算教育連盟認定教場・日本計算技能連盟の会員である奥田明子さんが塾長を務めています。そろばんだけでなく、タブレットを使って日本フラッシュ暗算検定協会(会員加盟)の検定も取り入れ、レベルに合わせた丁寧な指導が口コミで広がり大勢の生徒が通っています。
上達の近道に検定試験
「上達の近道になるから」という理由で、毎月開かれている日本計算技能連盟主催の珠算・暗算検定試験へ積極的に生徒を参加させているのもおくた珠算塾の特徴です。取材日は生徒の夏休みを利用して、検定に向けた「夏季集中特訓」を実施。検定練習だけでなく、「読み上げ算」や4分間に50問に挑戦する全級スピード競技問題に取り組み、競い合うように切磋琢磨する姿が印象的でした。
10桁の読み上げ算に挑戦
教室では、「願いましては~」の次に奥田塾長が次々と読み上げる10桁の数字に合わせて生徒たちが指先でそろばんを弾く「パチパチ」というリズムが心地よく響きます。足し算や引き算など変化に富んだ問題に対応しようと、お喋りすることなく、一言一句を聞き漏らすまいと集中している姿が印象的に映ります。
声を揃えて元気よく「ごめいさん!」
奥田塾長に指名された生徒が回答を発表し、正解なら全員で「ごめいさん!」と声を揃えて褒めるのが「おくた珠算塾」のルール。嬉しそうに喜んだり、照れくさそうにはにかんだり、表情は人それぞれ。答えが間違っていても落ち込んだり、責めたりしないで「先生、次の問題!」と前向きに取り組んでいます。
利用者の声
「そろばん?」まったく知らなかった
生徒の多くは「そろばん」の使い方はもちろん、存在すら知らなかったというケースが大半を占めています。「家にあるのは知っていた」「祖父母の家で見たことがある」という程度の生徒も中にはいますが、初心者として1からのスタートでした。小学校入学と同時に「おくた珠算塾」に通い始めた、小学4年の生徒は「パチパチするのが楽しくて、学校では算数が得意」と笑顔を見せてくれました。「大会に出て賞をもらったことが嬉しかった」と話し、今は珠算の全国大会出場が目標だといいます。
学習塾またはそろばんか
2人の娘(小学生と幼稚園児)を通わせている保護者は、小学校入学に合わせて長女をおくた珠算塾に入塾させました。当時は、学習塾の選択肢もあった中で「そろばんは脳に良い」という情報が入塾の決め手となったそうです。我が子のこれまでの成長を振り返ると「算数の宿題をスラスラ解いている」と言い、「友達に算数を教えたりして学校に通うのが楽しそう」と話してくれました。
きちんと予定を立てて集中して宿題を終わらせる長女の姿を見て、迷うことなく幼稚園児の次女もおくた珠算塾へ通わせたそうです。
無料体験は随時受付中
おくた珠算塾では教室の雰囲気を知ってもらおうと、いつでも無料体験を受付けています。事前予約制なので、直接電話で申し込みを。
- 【公式LINE】こちら https://line.me/ti/p/%40007anrio
【コース】月・水・木・金
幼児クラス 15:00~15:40
(入門) 15:50~16:50
(中級) 17:00~18:00
(上級) 18:10~20:00
土曜日 8:30〜9:30
9:40〜10:40
10:50〜11:50
【火曜日】サンラクそろばんキッズ大井校(東京都品川区)
http://www.sanraku-soroban.com/ooimachi.html