戦後復興から成長期に向かう混沌とした時代。米軍基地のある横須賀を舞台にした今村昌平監督の映画作品『豚と軍艦』(1961年公開)の上映会が1月31日(土)、深田台の横須賀市文化会館中ホールで開かれる。

うわまち病院の閉鎖以降、上町エリアの商店街への客足が減少していることを受け、地域資源を生かした活性化に取り組む「よこすか人社プロジェクト」が企画した。エリア一帯への誘客を図るほか、作品上映を通じて、ある種の熱を帯びていた横須賀の一時代を振り返る。
作品のあらすじはこうだ。米兵相手の商売や売春、裏組織の抗争が繰り広げられる基地の街。暴力団「日森組」は米軍基地から出る残飯を入手して養豚を始め、主人公のチンピラ欣太(長門裕之さん)は飼育主任となる。欣太は組織の中での出世を夢見るが、裏切りや殺人が発生して状況は悪化。ついには警察の手が伸び、追い詰められた欣太は世話をしていた何百頭もの豚をどぶ板通りに放ち、逃走を図る──。クライマックスを飾る豚の暴走シーンは、日本の映画史に残る名場面として知られている。上映開始は午後6時30分。入場料500円。上映前の午後5時から戦後の横須賀史をテーマにしたトークもある。
問い合わせは、同プロジェクト070・2790・9211。












