つるしびな作りを地域の交流につなげている「和みの会」の結成10年目の展示会が3月11日(金)まで、JAさがみ大庭支店(大庭5404の21)で開かれている。同会はこの節目で活動の休止をすることを決めており、最後の展示会には新作に加え、10年間で作ったえりすぐりの作品も展示している。
和みの会は、農協組合員の佐藤美智子さん(69)が当時の支店長から「組合員だけでなく地域の人々をつなぐ活動がしてみたい」と相談を受けたことをきっかけに設立された。友人で手芸に詳しい端山安代さん(69)が講師となり、年に6回、つるしびな作りを通じ大庭地域を中心に集う参加者の交流の場を作ってきた。
展示会では、つるしびな飾りの他にも、これまでに手作りした動物や干支、和菓子など和布を使った飾りも持ち寄り並べている。佐藤さんは「10年間とても楽しかった。集大成となる展示会は、かわいらしい作品ばかりなので、多くの方に見てもらい少しでも明るい気持ちになってもらえれば」と話した。
時間は午前9時から午後3時。土日祝は休み。入場無料。問い合わせは同店【電話】0466・87・3611へ