泉区最大級のイベント「泉区民ふれあいまつり」が11月3日(祝)、3年ぶりに開催される。会場や出演団体などは従来と基本的に同様のものが復活する形だが、出入口での検温や飲食コーナーの整備など、各種の感染対策を盛り込んで行われる。
横浜市泉区最大級のイベント
泉区民ふれあいまつりは区民が主体となって企画運営するイベント。2010年に第1回が行われて以来、秋の恒例行事となっており、自治会町内会や行政機関をはじめ、区内の各種団体がブースを出展して幅広い世代が賑わうイベントとして親しまれてきた。
2019年の開催時にも延べ3万人が来場。だが新型コロナの感染拡大により、2年連続で中止を余儀なくされた。今回3年ぶりの開催に向けて準備を進めている。
会場は例年同様に泉区役所そばの和泉遊水地4池(第1会場)と3池(第2会場)。時間は午前10時から午後2時まで。第1会場のステージでは午前10時に開会式が行われ、岡津太鼓や東中田小学校マーチングバンド、中田小学校マーチングバンド、泉が丘中学校吹奏楽部などが演奏を披露する。
また第2会場では青少年指導員による子どもの遊び場スペースや、スポーツ推進員による軽スポーツコーナーなどのほか、子どもに人気の白バイやミニ収集車の乗車体験ブースも出展する。
時間短縮で出入口も制限
今年は感染対策として従来と異なる工夫も盛り込まれている。出入口は第1会場、第2会場で各1カ所とし、検温を実施して検温済みの人にはリストバンドを配布。リストバンドのない人は入場ができないルールとし、またアルコール類の持ち込みも禁止としている。
また飲食関係の販売もあるが、従来は各所で飲食ができたのを今回は「飲食ブース」での飲食に限定。ブースでは対面を避けて一方向を向く席の配置にするなどの対応を取るという。
イベント実行委員会の馬場勝己委員長は「感染対策にご協力いただきつつ、楽しんでもらえたら」と呼びかけている。