相模原市は10月1日、芝野虎丸十段を「相模原市ホームタウンアーティスト」の第1号に認定した。
相模原市ホームタウンアーティスト制度は、次代を担う人材育成への協力や市のイベント参加、市のPR活動などを通じて、市の文化芸術イメージの向上に協力してもらうことを目的としている。市はこれまでにSC相模原、ノジマステラ神奈川相模原など4チームをホームタウンチームに、F1ドライバー角田裕毅選手、プロボクサー中谷潤人選手など6人をホームタウンアスリートに認定しており、ホームタウンアーティストはいわばこれらの文化人版。同市にゆかりがあり、国内外で広く活躍する若手文化人を認定するものとして新設された。
鶴園小、谷口中出身
芝野十段は相模原市南区の市立鶴園小学校、市立谷口中学校出身。19年に19歳11ヶ月で史上初の10代名人を獲得し、史上最年少で九段昇段も果たした。20歳0ヶ月での二冠達成など、囲碁界で数々の最年少記録を打ち立ててきた。
認定式は12月7日(日)に市民会館で開催される「虎丸カップさがみはら囲碁大会2025」内で行われる。
昨年行われた虎丸カップではクラス別囲碁大会のほか、マルシェや囲碁体験会などが実施された。今年の大会の詳細は後日、市のホームページで発表される予定。
今後、市はアーティストの情報を積極的に発信し、認知度向上を支援する方針。問い合わせは市文化振興課【電話】042-769-8202(直通)。











