相模川ふれあい科学館アクアリウムさがみはら(坂野浩一館長)にこのほど、新展示「川原の石 みてみよう!」が完成した。同館は現在、緊急事態宣言発令により休館中だが、解除された後に一般公開される。
新展示「川原の石 みてみよう!」
新展示コーナーはエントランスから入って右側の「人ゾーン」内のミニ企画展示(情報掲示板)隣に常設。同館スタッフが何度も相模川まで足を運んで集めてきた石が展示され、実際に触れることもできる。
旧石器ハテナ館と共同で企画し、相模原市立博物館が解説監修を務めた。「石に興味を持つ小学生も多い」と話すのは、展示飼育部の波多野順さん。子どもたちに楽しく学んでもらえるよう、わかりやすくカラフルなデザインでまとめられているのも特徴だ。
石は川を構成する1つの大事な要素で、石を見れば川の成り立ちや地質、人々の生活もわかるという。波多野さんは「営業再開後には、ぜひ勉強をしに来てほしい」と呼びかけている。
「川原の石の下敷き」
加えて同館では、新展示完成に合わせて「川原の石の下敷き」を作成。A4サイズで、石の説明が画像とイラストを使って書かれており、縁には長さが測れるメモリ付き。デザインは女子美術大学の学生が担当した。今後、解説イベント参加者や来館の記念品として配られる予定。