旧上鶴間村の範囲にある遺跡や史跡を紹介する『歩いて発見 かみつるまてくてくマップ』が4月に発行されたことを受け、記念のウォーキングイベント「上鶴間の知られざる発見」が4月24日に開催された。
このマップは2020年、上鶴間公民館の稲毛昜子館長が地域の活性化事業として発案。公民館活動に参加している専門委員や運営協議会メンバー、郷土の歴史研究家など8人で実行委員会を組織し、現地視察や情報収集を行いながら編集にあたってきた。
最終的に広大な地域を「谷口【1】」「谷口【2】」「中和田」「相模大野」の4コースに分けて紹介。それぞれのコースにある寺社仏閣、記念碑などのイラストは、地元の画家・西田周三さん(=「人物風土記」で紹介)が描いた。
今回の記念イベントは相模大野を除く3コースで行われ、20人が参加。ガイドを務める実行委員とともに、春の日差しの下、ウォーキングを楽しんだ。参加者は記念碑や稲荷社などガイドの説明に耳を傾け感心しきり。「いつも通っている場所なのに知らなかった」「新しい発見があって楽しかった」と笑顔で振り返っていた。
同公民館では7月17日(土)に2回目を予定している。マップは現在も公民館で配布中で、ガイド役の募集も行っている。