川崎市多摩区宿河原を拠点に活動するオペラシアターこんにゃく座が9月、50周年記念公演第2弾として新作オペラ「さよなら、ドン・キホーテ!」を上演する。会場は吉祥寺シアター(武蔵野市)。
4作目の書き下ろし作品、エネルギーあふれるオペラ
鄭義信氏(台本・演出)と萩京子氏(作曲)の2人がタッグを組む4作目の書き下ろし作品。舞台は1940年代のフランスの田舎町。ドン・キホーテを夢見る少女ベルの前に、家族とはぐれたユダヤの少女サラが現れて――2匹の馬とある家族を取り巻く物語を展開する。「コロナ禍という、抗いようのない時代を生きるわたしたちをおおいに励まし明日への活力となるようなエネルギーあふれるオペラ」と同劇団。
全14公演
9月18日から26日まで、全14公演。一般6千円、ペア1万1千円、学生2千円ほか。詳細は同劇団ウェブサイト。SNSで稽古場情報なども発信。50周年第3弾は来年2月、俳優座劇場で「オペラあん」を予定。
問い合わせは【電話】044・930・1720。