相模女子大学(南区文京)と久保田酒造(緑区根小屋)が、産学連携活動として2015年から取り組んできた梅酒づくり。昨年度は新型コロナウイルス感染症の影響で制作が出来なかったが、今年は感染症対策を実施した上で梅酒づくりに挑戦。このほど完成し、23日から販売されることとなった。
今年5月に、相模女子大学の構内にある約100本の木から、生徒が梅の実を収穫。58キログラムが集められ、久保田酒造に持ち込まれた。例年であれば生徒も酒造での作業に従事してきたが、今年は持ち込むところまで。収穫した梅を「相模灘純米吟醸」と「砂糖」に漬け込む工程は、酒造スタッフのみで行われた。
今回の販売は104本限定で、ラベルデザインは相模女子大学生活デザイン学科の生徒が手掛けた。「さがみはらアンテナショップsagamix」(ボーノ相模大野2階)で、1本2,200円で購入できる。