レギュラーラウンド4位
川崎市内を拠点とするバレーボール女子・V1リーグのNECレッドロケッツが、レギュラーラウンド4位でファイナルステージ進出を決めた。
所属12チームによる3回戦総当たり方式で実施されるレギュラーラウンド。上位4チームがファイナルステージ(ファイナル4)に進み、シーズン優勝を争う。
レギュラーラウンド最終戦を勝利
NECのレギュラーラウンド最終戦は3月26日、深谷市総合体育館で埼玉上尾メディックスとの対戦。前日のデンソーエアリービーズとの試合を3-0で勝利し、波に乗る同チーム。1セット目序盤は先行したものの、上尾のサービスエースやブロックで点差は開かず、両チームともに点の取り合いが続く。最後は山内美咲選手のアタックにより、25-21で1セット目を先取。続く第2セットは古賀紗理那選手、サラ・ウィルハイト選手のアタックで6点のリード。上尾に流れを奪われることなく25-16で連取した。3セット目は序盤から点の取り合いに。上尾の粘りと攻撃に流れをつかみきれない中、古賀選手が3連続でスパイクを決める。20-23のピンチを迎えるが、ウィルハイト選手、古賀選手のアタックで追いつき、最後はウィルハイト選手のサーブで26-24で勝利を収め、3-0のストレート勝ち。開幕2連敗を喫した上尾への借りを返し、ファイナルステージへの進出も決めた。
古賀選手がサーブ賞
古賀選手はサーブ効果率13・1%で個人技術成績部門のサーブ賞を初受賞。「しっかり勝ち切ることができてよかった。これからの試合も、苦しい時間が続く時こそチーム1つになって戦っていけたら」とコメント。「皆さんの応援が私たちの力になった。ファイナルステージも一緒に戦ってもらえたらうれしい」とファンにメッセージを送った。金子隆行監督は「苦しい戦いが続いたが、目の前の試合を一つひとつチーム一丸となり、自分たちのバレーを信じて戦えたことが大きかった」と振り返った。
ファイナル初戦は4月8日(土)、高崎アリーナで東レアローズと戦う。