新百合ヶ丘自治会、王禅寺町内会、三井百合ヶ丘第三地区自治会、新百合ヶ丘第5自治会、三井山百合会の5町会・自治会は9月30日、王禅寺ふるさと公園で合同防災訓練を実施し、テント張りや炊き出しなど、有事の際の確認を行った。
隣接する5町会・自治会の自主防災組織が連携して、いざという時のため、顔が見える関係づくりと大量の炊き出しを行うことを目的に企画された同訓練。同日開催されたイベント「麻生区ふれあい公園」内で行われた。
当日は、5町会・自治会から約30人が参加。テント張りから始め、個食パックのアルファ化米、大釜を使った味噌汁づくりを行い、イベント来場者に振舞った。途中、大雨に見舞われながらも、用意した500食のアルファ化米と味噌汁は、予定よりも早くなくなる盛況ぶりだった。
新百合ヶ丘自治会自主防災組織の五十嵐文夫本部長は「毎年繰り返し実施することで、変わったばかりの役員に有事の際のスキルを引き継ぐことが大事。雨の中でも多くの方に参加してもらえて良かった」と訓練に手応えを感じていた。