海老名市の大谷芸能保存会(鈴木守会長=人物風土記で紹介)は10月12日(日)、大谷八幡宮(大谷南2の5の15)で奉納公演を行う。午後3時30分開演。観覧無料。
同会は歌舞伎、はやし、舞踊の3部会からなり、各部会において日々稽古に励んでいる。市内で唯一残る農村素人歌舞伎の「大谷歌舞伎」は、江戸時代後期から続くとされ1975年には同市の重要無形文化財にも登録された。
会場では三番叟の舞に始まり、囃子や舞踊、大谷小学校の児童による「子ども歌舞伎」(演目・白浪五人男 稲瀬川勢揃之場)で舞台を盛り上げた後に、5時30分頃から約70分間、歌舞伎が演じられる。演目は「仮名手本忠臣蔵 七段目祗園一力茶屋の場」。鈴木会長は「ぜひご覧いただき、大谷の伝統文化に興味を持っていただけたら」と話している。
(問)鈴木会長【電話】046・234・9799