日本を代表する縄文時代中期の大集落跡「史跡勝坂遺跡公園(南区磯部)」で11月3日(月・祝)、「勝坂遺跡縄文まつり」が開催される。さまざまな体験ブースを通して、自然の中で暮らした約5千年前の人々の生活を体感することができる。午前10時〜午後1時。入場無料。
ペンダント製作や火起こし、弓矢、古代の楽器演奏、縄文調理や縄文服などの体験はすべて参加無料(一部整理券配布制)。土器を火の中で焼く「野焼き」や勝坂囃子の実演、遺跡案内、模擬店もある。
勝坂遺跡周辺には起伏に富んだ自然地形に緑豊かな斜面樹林、湧水など縄文人が長く暮らし続けた豊かな自然環境が今なお残されている。
1926年に発見された縄文土器は、後に「勝坂式土器」として縄文時代中期のめやすとされた。遺跡群の一部は74年に国の史跡に指定され、現在は遺跡公園として整備されている。












