鎌倉文学館で9月22日(火・祝)まで、「特別展 小津安二郎」が開催されている。
鎌倉ゆかりの映画監督
『晩春』『東京物語』『彼岸花』などの作品で知られ、1952年から63年に亡くなるまで鎌倉に住んだ映画監督・小津安二郎。
日記約30冊と愛用品も
会場では18歳から亡くなる直前までの日記約30冊を展示し、その生涯をたどる。また「小津好み」と題したコーナーでは、スーツや湯呑みのほか、自らデザインした赤漆の文机を、座布団やデスクライト、万年筆など実際に小津が使用していた愛用品と一緒に展示している。
「小津が生活から映画づくりに至るまで、一貫した好みを持っていたことを感じることができる展覧会です。作品のファンという方はもちろん、これから映画を見るという方も、世界的名監督の人柄に触れてもらえたら」と同館。
入館料は一般500円、小中学生100円。開館時間は午前9時から午後4時(入館は3時30分)まで。9月14日(月)は休館。問い合わせは同館【電話】0467・23・3911へ。