日本気象協会が3月17日、横浜の桜が統計開始以来、2番目に早く開花したと発表した。横浜観光コンベンション・ビューローでは、市内の桜スポットや最新の開花情報をウェブサイト『横浜観光情報』などで紹介しており、「例年のようなお花見は難しいかも知れませんが、混雑を避け、ニューノーマルな桜鑑賞をお楽しみください」と呼びかけている。
記者がランチがてら訪れた関内桜通りの場所は、JR関内駅南口から神奈川県警へ続くオフィス街にある道路。中区西区内には、根岸森林公園、掃部山公園、大岡川沿いと桜の名所が多いため、”桜通り”と名はついているものの「意外とここは穴場スポットなのでは?」と思っている。
この関内桜通りには、八重桜の一種であるカンザン(関山)をはじめ、ヨウコウ(陽光)やオカメ、フゲンゾウ(普賢象)、カンヒ(寒緋)など、様々な種類の桜が咲くという。車で通ると桜のトンネルのようで、心華やぐ春の風物詩となっている。
最も多いカンザンは、ソメイヨシノより遅い4月中旬ごろに楽しめるのが特徴とのことで、長くお花見が楽しめそうだ。