横浜市青葉区あざみ野にあるNPO法人スペースナナ(柴田暁子代表・大森恵子代表)が4月23日、フードバンクかながわと連携し、フードドライブ(家庭で使いきれない食品を寄贈する活動)の仕分け作業を行った。
同法人は、昨年9月からこの取り組みを始め、賞味期限が2カ月以上で常温保存ができる未開封の食品を集めている。また、食品を受け渡す「パントリー」活動も行っている。
当日は、同法人のスタッフやボランティア7人が参加。仕分けは、事前の申し込みに合わせて米や乾麺、缶詰、お菓子などをバランスよく配分。希望するひとり親家庭や学生に必要なものだけを持って帰ってもらうことでより多くの人に渡るように工夫し、今回は12組に配布される。
受け渡しは、毎月第4土曜日としているが、「明日食料がない人へも渡るように保管している分もある」と同団体は話す。柴田代表は、「最近は食品以外にもトイレットペーパーや生理用品などの日用品も有志で提供してくれる人がいる。お互いに助け合う気持ちが広がっていければ」と話している。
食品の提供や受け取りの問い合わせは同法人【電話】045・482・6717または【メール】spacenana@gmail.comへ。