帝京大学総合博物館(大塚)が所蔵する東京藝術大学生の絵画の作品展「みんなでたのしむあーと 窓からはじまる探検」が9月18日(土)まで同館で開催されている。
同大学卒業生、修了生15人の絵画作品17点を展示。部屋の中、街中、自然、空想の世界、現実の世界をイメージした作品を並べている。今回の企画展を担当した同館学芸員の橘田梢さんは、「絵画から景色が広がり、探検をしてもらうような内容にしました」と話す。企画展のメインとなるのは麻生隆悟さんの作品「窓」(2001年)。150号のキャンバスに人や昆虫、ナスカの地上絵、空に浮かぶ寿司など約580の「窓」が描かれている。
麻生さんによると、モチーフは被らないように描いたが「うっかりミス」で同じものがひとつあるそう。橘田さんは「会話が弾むような絵です。絵画は敷居が高いという方やお子さんにも楽しんでいただけます」と話す。入館無料。午前9時から午後5時まで。日曜祝日休館。
自分の窓を想像し缶バッジを作れる
同館は麻生さんの「窓」を見ながら、自分の窓を想像し缶バッジを作る関連イベントを開催している。9月18日までの毎週土曜日(8月21日は除く)。各日午前10時から正午、午後2時から4時。各回15組。開催日前日までに申し込み。参加者は駐車スペースあり(要申請)。参加無料。
問合せ、申し込みは同館【電話】042・678・3675へ。