今年12月、事業着手から30周年を迎える公共下水道について関心を持ってもらおうと、三浦市下水道課はマンホール蓋のデザインを活用したぬり絵を制作した=写真。
「感染症対策で続く“ステイホーム時間”の充実と下水道事業の普及啓発につなげたい」と同課は趣旨を説明。毎年9月10日が国交省の定める「下水道の日」でもあることから、広報活動の一環としてこのほど企画したという。
デザインは全6種。纏(まとい)を持つ火消しや市章の入った消火栓、空気弁などがある。ぬり絵は、市ホームページでダウンロード可能。通常版とカレンダー版の2種を用意している。
4月下旬には、下水道広報プラットホーム(GKP)が企画・監修し、全国的に人気を博しているマンホールカードを作成・配布した。市の花と鳥に制定されているハマユウとウミウが模されたカラーマンホールのデザインで、用意した数が数日でなくなる盛況ぶり。蓋が実際に設置されている南下浦町金田を訪れるファンもいたという。また、老朽化で取り替えた使用済の蓋をふるさと納税の返礼品として出品するなどしている。
詳細は同課【電話】046・882・1111
▼関連記事