知識がなくても大丈夫「LGBTQ」について学びませんか?<全10回連続講座>@川崎市・麻生市民館

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知識がなくても大丈夫「LGBTQ」について学びませんか?<全10回連続講座>@川崎市・麻生市民館
団体メンバー芦澤浩明さん(左)と藤本さん

共生団体「アライの森」

 麻生区を活動拠点に2021年設立された、性的マイノリティ(LGBTQ等)の共生団体「アライの森」が10月23日から麻生市民館で講座を行う。LGBTQをとりまく現状や事例を知り「自分事として捉えてほしい」考えだ。

 「アライ(Ally)」とは「支援者」「仲間」を意味する英単語で、転じてLGBTQを理解・支援する人、として使用されている。アライの森の代表、藤本加奈さん(36)=麻生区内在住=は、LGBTQの当事者やアライが集う都内の共生団体で活動した経験をもつ。「人口150万人都市だが、川崎市内には共生団体がほとんどない。住んでいる場所からLGBTQと交流し、勉強できる場をつくり、アライを増やしたい」と2021年6月に団体を設立した。

全10回、川崎市の取組や就労問題など

 講座は「知識と実感」を軸に、全10回実施。LGBTQの歴史や川崎市内の取り組みなどを大学教授らから学び、当事者や当事者家族とも交流する。

 テーマは就労問題や災害時にも及ぶ。「例えば避難所で何も決めていなかったら、トランスジェンダーは部屋やトイレなど男性用・女性用のどちらも使えない可能性がある」と藤本さん。「当事者等が生きやすくなるために市民や企業は何ができるか、考え、行動するきっかけになれば」と語る。

公開講座も

 公開講座も2回実施。11月6日は「LGBTQの歴史と現在を知る」、2022年2月12日は「スポーツとジェンダー問題を考える」。

 連続講座、公開講座は10月1日から同館(【電話】044・951・1300)で受け付け。

 川崎市は、2020年「パートナーシップ宣誓制度」を創設。未来都市として推進するSDGs(持続可能な開発目標)には「住み続けられるまちづくりを」「ジェンダー平等を実現しよう」などの目標がある。藤本さんは「看板のような施策が生まれ、波に乗るような形で企画した。軽い気持ちで参加してもらい、LGBTQのことを自分事として捉えてもらえたら」と話している。

開催日

2021年10月23日(土)~2022年3月5日(土)
1)10月23日
2)11月6日(公開講座)
3)11月20日
4)12月4日
5)12月18日
6)1月15日
7)1月29日
8)2月11日(公開講座)
9)2月26日
10)3月5日

住所

神奈川県川崎市麻生区万福寺1-5-2 麻生市民館

問い合わせ

麻生市民館

電話

044-951-1300

044-951-1300

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公開日:2021-10-06

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