開港記念日の6月2日、「横浜開港祭」が臨港パークと高島中央公園を中心に開かれる。新型コロナウイルスの影響で、実地での完全開催は3年ぶり。屋台やライブ、ドローンショー、花火などの多彩な企画が用意されている。
主催は一般社団法人横浜青年会議所などによる横浜開港祭協議会。今回は「開港を祝い、港に感謝しよう〜優しさつくる新たな挑戦」をテーマに、環境に配慮し、2050年のゼロカーボンシティー実現を目指す。
18区で花火打ち上げ
臨港パーク内のメインステージでは、ロックバンド「横浜銀蝿」や「明和電機」がライブを開催。500機のドローンが夜空を彩る「ナイトドローンショー」も実施される。また、市内18区の各地から午後8時前(19:53~19:55予定。約2分間)に花火を上げる予定(場所は非公表)。
高島中央公園では、神奈川県産の野菜や畜産物、魚介類、調味料を使用したグルメが並ぶ「グルメ王グランプリ」が開催される。そのほか、射的やわなげなど昔ながらの屋台も並ぶ。
5月11日の記者会見で開港祭実行委員会の俵谷香奈委員長は「皆が楽しめるイベントとなるよう盛り上げていきたい」と話した。各コンテンツの実施時間などは、当日までに開港祭のサイトで公開。