南海バスと和歌山バスは、10月1日(土)の出発便から大阪・京都発着の高速バスの横須賀市内乗り入れを開始する(認可申請中)。
ダイヤは1日1往復で、大人片道最大9490円(学割あり)。既存路線だった大阪・京都〜藤沢・鎌倉線を延伸する形で、横須賀中央駅前(京急バス4番のりば発/横須賀中央駅前ビル着)と、JR横須賀駅前(京急バス3番のりば発/ロータリー内着)の2カ所に停車する。
コロナ禍の旅行自粛や3密回避などにより、客足に大きな打撃を受けた長距離バス業界。2社は利用者増加の巻き返しを図るため、新路線の開拓を検討し、横須賀への延伸を決めたという。「関西でも横須賀の知名度は高い」と南海バス担当者。上下線ともに午後9時台に出発して、翌朝には目的地に到着する利便性の高さを強調し、「新幹線などに比べて乗り換えなしの優位性がある。観光・ビジネス・帰省など、移動手段の新たな選択肢の1つになれば」とPRする。
ダイヤや運賃の詳細は同社HPに掲載。予約・問い合わせは、南海高速バスセンター【電話】06・6643・1007(午前9時から午後5時)