浦島小学校の生徒が発案、マイタッパーの持参を呼びかける
六角橋商店街内の一部飲食店で10月26日から12月20日まで、テイクアウトの購入者にマイタッパーの持参を呼びかける取り組みが行われる。
企画したのは、浦島小学校6年生の栗山世羅さん。協力した購入者には店舗からシールが手渡され、5枚集めるとプレゼントと交換できる仕組みだ。
SDGsの観点から思案
栗山さんは今年6月、市内小中学生を対象とした「よこはま子ども国際平和スピーチコンテスト」の神奈川区予選に参加。SDGsが大きなテーマだったことからプラスチックごみの削減に着目し、調べていくうちに「マイストローやカップはあるのに、食品容器はなんで持ち歩かないんだろう」と疑問を持ち、飲食店のテイクアウトでタッパーを活用する制度を考えた。
アイデアを元に予選に挑んだが、本選出場は叶わず。悔しい思いをしたものの、自宅近くの飲食店で実際にできないかと六角橋商店街に話を持ちかけ、実現へと至った。
さまざまな飲食店が協力
9月には実際に飲食店をまわり、協力をよびかけた栗山さん。焼き鳥屋や中華、喫茶店などさまざまなジャンルの10店ほどが取組に賛同した。
栗山さんは「色んなお店が地球を守りたいという思いに共感してくれて嬉しい。多くの人に協力してもらえたら」と話した。
詳細は六角橋商店街事務所へ。