はだの歴史博物館(堀山下380の3)の第2企画展示室で現在、企画展「10万人都市をめざした頃 秦野市と西秦野町の合併60周年にあたって」が開催されています。会期は3月26日(日)まで。
2023年は、1963(昭和38)年1月1日に秦野市と西秦野町が合併して60年目にあたります。合併によって人口は約5万3千人となり、以降「10万人都市」をめざして市は発展を続け、1975(昭和50)年1月に目標を達成したといいます。
企画展は、この合併前後の秦野市のあゆみを写真を中心とした史料で追ったもの。「昭和39年当時の学校前商店会」の写真や、1975(昭和50)年に平沢で生まれた「10万人目の赤ちゃん」の写真、1971(昭和46)年の「県営秦野団地」の写真など、当時の状況を知ることができる史料が展示されています。取材当日には、展示を興味深そうに眺める来館者の姿が見られました。
また、企画展では秦野市と西秦野町の合併が当時「長年の課題」とされていた経緯や市の合併後の人口増への対応についてなどを、写真を交えながら文章で分かりやすく解説したパンフレットも配布しています。
入館無料。開館時間は午前9時から午後5時(入館は4時半)まで。月曜(祝日の場合は翌日)と祝日の翌日は休館。
問い合わせは、はだの歴史博物館【電話】0463・87・5542へ。