昭和音楽大学の学生や卒業生で構成される打楽器アンサンブル「SUMパーカッション・ギャラリー」が出演する演奏会「第5回菅原淳アレンジ・コレクション」が9月21日(木)、同大学ユリホールで開催される。
同演奏会は、2022年6月にも開催。同大学の客員教授で元読売日本交響楽団首席ティンパニ奏者の菅原淳さんが指導し、オーケストラの名曲を打楽器アンサンブル用に編曲して披露した。前回出演し、今回はマリンバソロを務める小嶋義貴さんは「日常的に味わっている音楽とは一味違う。珍しい編成にも慣れてきた」と笑顔を見せる。
今回はドイツなど国内外で活躍する卒業生も含め、前回よりも多い総勢19人が出演する。
多種多様の楽器が登場
2023年も打楽器用に編曲された『ボレロ』、『惑星』といった有名曲に加え、打楽器協奏曲『アフロ・コンチェルト』を披露する。魅力は40種類もの打楽器で響かせる多彩な音色。アフリカの木琴でマリンバのルーツでもある「バラフォン」など多種多様の楽器が登場する。音程のない打楽器を複数個利用して奏でるメロディーも見どころのひとつだ。菅原さんは「打楽器のオンパレード。打楽器だけで曲が完成する瞬間を楽しんでほしい」と意気込む。
午後6時30分開演。全席自由。
来場希望者は事務局【メール】sumpergall@gmail.com、または【電話】050・3635・0611(午前10時〜午後8時)まで。チケット代2000円は当日支払い。
問い合わせは同事務局まで。