社会福祉法人宝安寺社会事業部の福祉施設「ほうあん第二しおん」に通所する山本洋平さん(37)が描きためた絵画の個展が11月9日(木)まで、ほうあん地域支援センターまある(本町2の4の12)で開催されている。
幼い頃から絵を描くことが好きだった山本さんは、18歳から同施設に通い4年ほど前から絵の制作を始めた。
脳性まひで体が自由に動かせないが、施設職員の協力も得て、これまで40点以上の作品を描いた。
山本さんの創作活動をサポートしている施設職員の梨本朋恵さんは「どの道具や色を使って絵を描くのかを本人の意思で決めている。人とかかわることが好きな方だが、絵を描いてるときはとても集中している」と様子を話す。母の山本洋子さんは「作品から絵を描いているときの表情が浮かんでくる。サポートをしてくれた職員には感謝しかない」と開催を喜んだ。
個展はこれまで描いてきた作品の中から山本さんが選んだ11点の力作が並んでいる。午前10時から午後3時30分まで(土日は休み)(問)第二しおん【電話】0465・28・2250