泉区内45カ所が参加
普段は訪れることが少ない障害福祉事業所を知る機会に――。泉区内で11月8日、障害福祉事業所を巡る「泉ふれあいシールラリー」が始まった。シールを3枚集めると参加賞がもらえる仕組みで、区役所の担当者も「ぜひ楽しみながら参加してもらえたら」としている。12月8日(金)まで。
このシールラリーは2020年に始まった泉区独自の取組。今年は過去最多となる45カ所の障害福祉事業所が参加している。事業所を訪れてパンフレットを受け取ると白色のシール、自主製品等の購入や飲食を利用すると黄色のシールがそれぞれもらえ、3枚のシールを集めると参加賞を交換所でもらえる(3枚のうち1枚以上は黄色のシールが必要)。
参加賞をもらうとダブルチャンス賞としてクッキーなどの豪華詰め合わせセット(20人)や事業所で使える食事引換券(500円分×2枚/30人)への抽選応募券がもらえる。さらに計9枚シールを集めると、「泉ふれあい賞」としてシールラリー限定のいっずんブランケットの抽選に応募できる(20人)。
シールを貼るためのシールラリーマップは参加事業所のほか、泉区内の地域ケアプラザや地区センター、区役所などで配架している。
「泉区福祉の作品展」12月4日~8日
この取組は障害者週間(12月3日〜9日)にあわせて始まったもの。泉区内ではシールラリーのほか、「泉区福祉の作品展」を12月4日(月)から8日(金)まで区役所1階の区民ホールで開催。作品展には障害福祉事業所のほか、障害者団体や小中学校の個別支援学級の児童生徒作品、高齢者施設の利用者の作品が並ぶ。
区役所高齢・障害支援課の担当者は「日頃、事業所を訪れることはないという人もこの機会に足を運んでもらい、障害者理解を深めてもらえたら。それがまた当事者の社会参加にもつながったら」と話した。