自宅の庭を「ざる菊園」として開放
今宿南町で農園を営む栗原成美さん(79)の庭に飾られた「ざる菊」=写真=が、訪れる人の目を楽しませている。
ざる菊は、小菊を春から夏にかけて剪定しながら、ざるを伏せたように丸く整えて咲かせたもの。栗原さんがざる菊を育て始めたのは約7、8年前。小田原市の鈴木三郎さんが毎年自宅の庭を「ざる菊園」として開放しているのを鑑賞したのがきっかけ。鈴木さん宅で菊の苗を購入し、挿し木をしたり、ポットから鉢へ、鉢から畑へと成長に合わせ植え替え、鉢を増やしていった。
今年は庭に飾り棚を2つ作り、80鉢以上のざる菊を飾っている。最盛期は過ぎたものの、11月末ごろまでは庭を開放し、自由に鑑賞できる。
栗原さん宅は「横浜スパークゴルフクラブ=今宿南町2285=」の駐車場真向かい。