「まるっとサステナCAMP」取り組みの一環
川崎総合科学高校デザイン科3年の前田初(うい)さんが「ぐるっとナゾトキみぞのくち」という謎解きゲームを考案。参加に必要となる冊子が12月18日(月)まで、高津区役所などで配布されている。
この企画は、楽しく脱炭素を学び、発信する川崎市の「まるっとサステナCAMP」という取り組みの一環。とりわけ、脱炭素に関して先駆者的な活動を手掛けている溝口エリアの企業と若者らが中心となり、SNSを活用した情報発信などを展開している。
地域貢献の一案
そんな中、川崎総合科学高校デザイン科に通う前田さんは、自身のスキルを生かした地域貢献のアイデアを模索。高校の先生などから「まるっとサステナCAMP」の存在を知り、参画を決めたという。
元々「謎解き」が好きだった前田さん。実際に歩きながら溝口について考え、その魅力を再認識する機会を作りたいと今回、この謎解きゲームを企画・考案した。
「ぜひ、遊んで」
「ぐるっとナゾトキみぞのくち」と題したこのゲームは、冊子とスマートフォンを駆使しつつ、溝の口駅周辺のスポットや看板の前に出向き8つの謎を解いていく内容。冊子内の二次元コードから解決のヒントなども見ることもできるため、老若男女問わず楽しめる。
前田さんは「ぜひ気軽に遊んでもらえれば」と話している。