渋谷在住の佐藤正一さん(70)による写真個展「私の心象風景part5」が大和市渋谷学習センター(渋谷5の22)で開催されている。24日(日)まで。
この個展では、写真撮影愛好家である佐藤さんが一年間かけて撮りためた山岳、祭り、人物、植物、四季の風景などの写真31枚が展示されている。秦野観光写真コンクールで特選を受賞し、秦野市観光協会発行の2023年カレンダーに採用された「霧の大倉尾根」や大和市文化祭一般公募展で秀作を受賞した「大和阿波踊り・熱演」のほか、富士山第10回写真コンテストや秦野市里地里山フォトコンテストなどで入賞・入選した作品、計7枚も見ることができる。
「私の心象風景」というテーマについて佐藤さんは「『こういう写真を撮りたい』という憧憬や心情をありのままに表現している」と説明し、「多くの人に見てもらいたい。また写真活動をしている方たちの励みになり、文化の発展につながればうれしい」と来場を呼び掛ける。
写真活動歴33年の佐藤さんは、これまでに様々な写真コンクールに応募し、119の入賞・入選作品を残してきた。個展の開催は今回で25回目となる。
佐藤さんは自身の活動について「自分の興味を探求すること、憧れや目標を持って生きることは、自身の心の健康につながっている。『写真は写心』の精神で、100歳まで地道に活動を継続させていきたい」と語っている。
入場は無料で、午前9時〜午後6時(最終日3時まで)。