超破壊型打撃格闘技といわれる「Krush」第8代ライト級王者で、入江出身の里見柚己選手(26)が2月24日(土)、後楽園ホールで初の防衛戦に挑む。三浦ロータリークラブ(三浦RC/加藤隆史会長)では、スポンサーなどを募る応援団の発足を計画中だ。
格闘技好きだった父の影響で、初声小5年からキックボクシングを始めた里見選手。初声中時代にはアマチュア大会で最優秀賞に輝き、大楠高1年でプロへ転向した。サウスポースタイルから放つ強烈なストレートを武器にタイトルマッチのチャンスを手繰り寄せ、昨年6月に王座を獲得した。
12月21日には三浦RC会員とともに三浦市役所を訪れ、吉田英男市長を表敬訪問。幼い頃からチャンピオンなるという一つの夢に向かって走り続けてきたこと、前途洋々かと思われた道は甘くなかったこと、いつも味方であり続ける祖母のことなどに触れ、「ベルトを手に入れた瞬間から狙われる立場になった。生まれ育った地元の子どもたちや格闘技に馴染みのない人など誰が見ても強いと証明できる試合をしたい」と鋭い眼光で次大会への意気込みを語った。闘志みなぎる思いを受け取った吉田市長は「三浦市では貴重な若者。活躍を期待し、まちを盛り上げてもらいたい」とエールを送った。
現在はトレーナーの傍ら、10kgほど体重を落とす過酷な減量や練習に励む里見選手。さらなる進化を遂げる逸材から目が離せない。
応援団への入団希望者は三浦RC(三浦商工会議所内)【電話】046・881・5111【メール】info@miura-rc.jpまたはLINE(https://line.me/ti/p/M6QIF95Xoq#~)で