横浜市保土ヶ谷区岩井町にある私立清風高等高校の生徒が能登半島地震の被災者支援を目的に募金活動を同校の正門前で行っている。1月23日に開始し、同校の関係者だけでなく、地域住民も募金に協力するなど、支援の輪が広がりを見せる。
募金活動には生徒会のほか、インターアクトクラブなどが参加。生徒たちは被災地に行くことが難しい中、「義援金という形で被災地を支援したい」と考え、生徒会を中心とした募金活動を行うことにした。
2月22日まで実施
2月8日の活動には約15人が参加。募金の意図を丁寧に説明した上で協力を呼び掛けた。生徒会の齋藤亮汰さん(2年)は「地震により、学業に支障をきたすような被害を受けた同世代も多いと聞く。地域の皆さまからのご支援に感謝し、引き続き、ご協力のほど、よろしくお願いします」と支援を呼び掛ける。活動は2月22日まで行い、集まった浄財は日本赤十字社を通じて義援金として被災地へ届けられる。
同校は毎年、文化祭の売り上げの一部を犬猫の保護活動の資金として寄付するなど、必要に応じた支援を行っている。