文化庁 100 年フード 厚木のとん漬

シェアする
文化庁 100 年フード 厚木のとん漬
江戸時代から続く郷土料理

 文化庁が多様な食文化の継承・復興のために取り組む「100年フード」。2022年度の認定品に「厚木のとん漬」が選ばれている。

 とん漬は、江戸末期、に、猪の肉に味噌を塗ったものを出したのが始まり。豚肉に多く含まれるビタミンB1は、食事から摂った糖質を体内でエネルギーに変える働きや、疲労物質の分解を助ける役割があり、体の機能を維持するためのエネルギーを生み出す夏の疲労時にはぴったりの食材。また味噌にはコレステロールを下げる「リノール酸」、貧血を防ぐ「鉄分」などが含まれるので、身体にとってもやさしい栄養素の宝庫といわれている。100年時代を生きるのに、ぜひ食して欲しい逸品。

 市内でとん漬けの販売や普及促進に取り組む「あつぎとん漬けのれん会」の田口幸一会長は「栄養ある地域の食を食べて元気に」と話した。

住所

神奈川県厚木市

公開日:2024-02-16

関連タグ