第37回 神奈川県女子サッカーリーグ、後期開幕戦。9月9日に行われたOSAレイアFCのホームゲームを見てきました。場所は、星槎湘南スタジアム。大磯運動公園の近く、大磯にこんな立派な人口芝のピッチがあるとは!!オドロキ。ピッチの奥には富士山が見えます。場所までの行き方はこちらを参照してください。宮澤ひなた選手を輩出したレイアFCを見に行こう!
日が傾きはじめ秋風吹く、絶好の観戦日和。横須賀シーガルズJOYを迎えてのホームゲームです。17時のキックオフを前に、応援席には、ファンが集まり始めます。余談ですが、この応援席、レイアの選手たちによるハンドメイドベンチ。温かみがあります。
レイアFC、女子サッカーの魅力
積極的なミドルシュート
当たり前ですが、女子サッカーは、男子と体格の差がかなりあります。この日、ゴールマウスを守った諸星花恋〈カレン〉選手の身長は168cm。でも、ゴールサイズは男子といっしょ。必然的に、バイタルエリアからの四隅を狙ったミドルシュートシーンが増えます。僕みたいなサッカー観戦初心者には、シュートシーンが多いほうが、やっぱり熱く!なります。
動画は、この日の試合を決定づける遠藤彩椋〈サクラ〉選手のシュート。
華麗なパスワーク
レイアFCのチームスタイルは、中高~トップチームまで一貫して「美しく勝つ」。丁寧なパスワークが特徴です。試合でも、前半の入りは、川倉愛梨選手を中心に、右サイドの加藤もも選手を走らせるパスワークが目立ちました。左右、大きなサイドチェンジはないものの、ときには人数をかけ、ときには空いているスペースへのスルーパスを通して相手チームのディフェンスラインを崩していく様は、将棋の名人戦を見ているようです。
動画は、後半38分、左サイドを抉る澁谷巴菜〈ハナ〉選手の一振り。ネット右隅を揺らします。澁谷選手は、U16の代表でもあります。画像がみずらくゴメンナサイ(汗)。
安心して見ていられる、フェアプレイ
そして、横須賀シーガルズJOYとともに、80分間フェアプレイ(ラフプレイがほとんどない、というか皆無)が続きました。男子サッカーは、ボールをもった格闘技のようなところがありますが、女子サッカーは、良い意味でそれがない。安心して見ていられます。
男子サッカーは、早すぎて展開や動きが読めないところがありますが女子サッカーは、パサーと受けて、オフザボールの選手の動き、身体の入れ方など、よくわかります。観戦初心者には、とっても面白い!さらに、星槎湘南スタジアムは、ピッチの周りにトラックなどがなく、選手と観客の距離が近いのも魅力です。
結果、スコアは4-0で、レイアFCの快勝でした。
第37回 神奈川県女子サッカーリーグ
これからの試合日程ですが、秋は、試合スケジュールが過密のため、まだ、公開されていません。情報はコチラをチェックしてみてください。
《 神奈川県女子サッカーリーグ 》
http://www.kanagawa-fa.gr.jp/women/league/2018/index.htm
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