掴んだJ2残留/11月24日モンテディオ山形戦
J2残留を決められずに最終戦を迎えたFC町田ゼルビアは、11月24日にアウェーのモンテディオ山形戦に臨んだ。プレーオフ進出がかかり、ホーム最終戦の山形。圧倒的に不利な状況で迎えた一戦。
前半を0-0のスコアレスで折り返す。いい時間帯を作り、本来の戦い方を思い出したかのようなゼルビアだったが、後半早々に失点してしまう。
嫌なムードが漂う中、後半34分、下坂晃城が値千金の同点ゴール。終了時間が近づく後半44分にロメロフランクの劇的な逆転ゴールが決まる。
2-1で逆転勝ちしたゼルビアは、今季最終戦で自力でJ2残留を決めた。
今シーズンは9勝17敗16分で勝点43の18位で終えた。
チームは12月1日(日)、鶴間公園運動広場(南町田グランベリーパーク内)で「FC町田ゼルビア2019シーズン終了感謝イベント」を開催する。参加費無料。相馬監督をはじめ、トップチームの選手が参加し、写真撮影会などのイベントを行う予定。
試合結果やイベント詳細はFC町田ゼルビア公式HPへ。
最終戦で掴み取れ/11月16日柏レイソル戦
現在19位のFC町田ゼルビアは11月16日の柏レイソル戦に0-3で敗れ、J2残留は今季最終戦のモンテディオ山形戦に持ち越された。
4位でJ1参入プレーオフ出場圏内にいる山形は、間違いなく総力戦で勝ちにくるはずだ。この試合、引き分け以上で勝点1でも獲得できればゼルビアが自力でのJ2残留を決める。負けた場合は20位の鹿児島ユナイテッドFC、21位の栃木SCの結果次第。鹿児島が引き分け以上で栃木が勝つと、得失点差も絡むがJ3降格への可能性が高くなる。ゼルビアがJ2残留を決める可能性は高いが、鹿児島、栃木とも対戦相手は山形ほど強敵でないことを考えると他力本願は危険だ。
いずれにせよ山形戦に引き分け以上。これで自力残留を決めたい。柏戦後、相馬監督が「今の状況では自分たちが決められる立場にいるので、しっかり頑張っていきたい」の言葉を信じたい。
試合結果やイベント詳細はFC町田ゼルビア公式HPへ。
7カ月ぶりホーム勝利/11月10日レノファ山口FC戦
ホームの野津田で勝った――FC町田ゼルビアは11月10日、町田市立陸上競技場で行われた第40節のレノファ山口FC戦に1‐0で勝利し、3月30日の愛媛FC戦以来となるホームゲームでの白星を上げた。昨年のこの時期に優勝争いを演じていたチームは今シーズン19位に沈むが、これでJ2残留に向けて大きく前進した。
試合開始のホイッスルからわずか3分、FW土居柊太選手のゴールが決まり先制。その後も積極的なプレーで追加点を狙うが、徐々に主導権は相手チームに移る。後半は何度もピンチを迎える中、守備陣が奮闘して最後まで相手に得点を許さなかった。
試合終了とともにDF小林友希選手がピッチの上に倒れ込む。すべての力を出し切った選手たちのこうした姿は、昨シーズンは見慣れたものだった。ヒーローになった土居選手は興奮で声が上ずり、ゴール裏に駆け寄ったMF李漢宰選手の目に光るものが浮かぶ。選手たちはラインダンスで声を枯らしたサポーターと喜びを分かち合った。
試合後、相馬直樹監督は「最後まで足を頭を動かして戦うことができるパワーを(サポーターに)いただけたことに感謝します。まだ残留が決まったわけではないが、努力が一つ実ったことに関しては大きな勝利になった」と話した。
今シーズンは残り2試合。最低でも勝点1を得れば、自力でのJ2残留が決まる。次節は11月16日㈯、首位に立つ柏レイソルとの試合はホーム最終戦となる。午後2時キックオフ。ホーム戦のチケットは市内の郵便局でも購入できる。
試合結果やイベント詳細はFC町田ゼルビア公式HPへ。
ホーム連戦で連勝を!/11月3日愛媛FC戦
FC町田ゼルビアは11月3日、第39節の愛媛FCとのアウェー戦で0-2で敗れた。
次の第40節は11月10日(日)、ホームの町田市立陸上競技場でレノファ山口FCと対戦。午後2時キックオフ。その次の16日(土)はホーム最終戦。対戦相手は柏レイソル。午後2時キックオフ。
ゼルビアは現在、勝点37で19位。21位、22位はJ3に自動降格となる。後がないゼルビア、ホーム連勝でJ2残留を決めてほしい。
試合結果やイベント詳細はFC町田ゼルビア公式HPへ。
決め手を欠きドロー/10月27日FC岐阜戦
FC町田ゼルビアは27日、第38節のFC岐阜戦を0-0のスコアレスドローで引き分けた。
互いに勝点3がほしい試合は、決め手を欠く形になった。立ち上がり、ゼルビアは攻勢を強めて優位に立ったが相手の固い守りを切り崩すことができなかった。「スタジアムを満員にしよう」と、6000人を超える観衆が集まる中、久しぶりのホームでの勝利はお預け。残り4試合にすべてをかけ、勝利とJ2残留を決めたい。
試合後、相馬監督は「90分間、高いインテンシティーでできるわけではないので、点を取り切ること、点を取らせないこと、そのあたりのことをやっていく必要がある。一番はあきらめることなく、戦っていくだけ」と前を向いた、
次節は11月3日(日)、アウェーの愛媛FC戦。次のホームは11月10日(日)、町田市立陸上競技場にレノファ山口FCを迎える。
試合結果やイベント詳細はFC町田ゼルビア公式HPへ。
敵地でドロー/10月20日水戸ホーリーホック戦
FC町田ゼルビアは20日、第37節の水戸ホーリーホック戦を1-1で引き分けた。
この試合でPKを決めたFWの中島裕希選手がJリーグ通算100得点(うちJ1通算4得点)を達成した。試合後、中島選手は「100ゴール目という節目のゴールを町田で取れたことをうれしく思いますし、これからも町田のためにゴールを取っていきたいと思います」とコメントした。また、J2通算100得点も迫るが「個人のことというよりも、町田の勝利のために自分が点を取って勝てればと思います」と続けた。
次節はホームに帰っての試合で、10月27日、町田市立陸上競技場にFC岐阜を迎える。
試合結果やイベント詳細はFC町田ゼルビア公式HPへ。
遠いゴール/10月13日鹿児島ユナイテッド戦
FC町田ゼルビアは13日、第36節の鹿児島ユナイテッド戦を0-0のスコアレスドローで終えた。台風19号の影響でキックオフ時間を午後5時に変更して行われたホームゲーム。久しぶりのホーム戦勝利が期待されたが、決め手を欠き、ゴールネットを揺らすことはできなかった。チームは勝点1を積み上げ、勝点35で順位は変わらず19位。降格圏内にいる21位の栃木SCとは勝点5差だ。
11日に開かれたサポーターミーティングでは藤田晋オーナー(サイバーエージェント)が出席し、クラブ名を「FC町田トウキョウ」へ変更したいと発表した。理由としてクラブ発展のため、東京全域でマーケティングを展開していくと説明。すでにJリーグには申請し、承認を受けている。しかし、サポーターからの反対意見もあったことから、変更は一旦保留し、今後も話し合いの場を設けるという。
次節は10月20日、アウェーで水戸ホーリーホックと対戦。午後2時キックオフ。次のホーム戦は10月27日、町田市立陸上競技場にFC岐阜を迎える。
試合結果やイベント詳細はFC町田ゼルビア公式HPへ。
悔しい敗戦/10月5日V・ファーレン長崎戦
FC町田ゼルビアは5日、第35節のV・ファーレン長崎戦に3-2で敗れた。1-0で折り返すと、後半6分には平戸太貴の同点ゴールが生まれた。すぐに勝ち越しゴールを許すが、後半19分、前半42分に富樫敬真に替わって入ったジョン チュングンのゴールで再度追いつく。しかし、後半43分に追加点を奪われ、貴重な勝点を得ることができなかった。
試合後、相馬直樹監督は「選手たちはよく戦ってくれた。ただ勝点を持って帰るには少し足りなかった。次節はホームに戻るので、その試合で今回の悔しさをぶつけられるように、また良い準備をしていきたい」と絞り出すように語った。
古巣との対戦となった増田卓也選手は「選手生命が終わってもいいような、それぐらいの気持ちで挑んだ。本当に悔しいが、この悔しさを胸にファン・サポーターのみなさんと共に最後の最後、最後の一秒まで悔いの残らない結果になるように、前を向いて戦っていきたい」とコメントした。
10月6日現在、勝点34の19位。
次節はホームの町田市立陸上競技場で、10月13日(日)の鹿児島ユナイテッドFC戦。
試合結果やイベント詳細はFC町田ゼルビア公式HPへ。
善戦するもドロー/9月29日FC琉球戦
FC町田ゼルビアは29日、ホーム開催となった9月最後のゲーム、第34節のFC琉球戦を0-0のスコアレスドローで引き分け、最低限の勝点1をつかんだ。4試合未勝利と苦しい闘いが続くゼルビア。前節に続くクリーンシートで守備陣の頑張りには称賛が与えられるが、最後までネットを揺らせず、またも得点力不足という課題を露呈した。ホーム戦での勝利からも遠ざかり、早くサポーターの期待に応えたい。
9月29日現在、勝点34の19位。
次節は10月5日(土)、アウェーのV・ファーレン長崎戦。午後6時キックオフ。
次のホーム戦は、10月13日(日)の鹿児島ユナイテッドFC戦。
試合結果やイベント詳細はFC町田ゼルビア公式HPへ。
ホームで0-0/9月22日横浜FC戦
FC町田ゼルビアは22日、ホーム開催となった第33節の横浜FC戦を0-0のスコアレスドローで引き分けた。試合後、相馬直樹監督は「ホームでなかなか勝てない中、横浜FCから勝利を奪う姿を見せたかったが、そこまでいかずに勝点1という形になった。途中から少し雨が降ってくる天候と連休という中、多くの方に集まっていただき、非常に良い雰囲気を作ってもらえた」と感謝を述べた。
次節は29日(日)、順位的にすぐ上にいるFC琉球戦。勝てば勝つ実に順位が上がる9月最後の一戦に、久しぶりのホーム戦勝利への期待がかかる。9月はトップチーム創設30周年記念月間。会場ではさまざまなイベントも行われる。町田市立陸上競技場で午後4時キックオフ。ホーム戦のチケットは市内の郵便局でも購入できる。
試合結果やイベント詳細はFC町田ゼルビア公式HPへ。
9月初の黒星/9月14日京都サンガF.C.戦
FC町田ゼルビアは14日、アウェーの第32節の京都サンガF.C.戦に0-2で見せ場を作ることなく敗れた。
次節9月22日(日)はホームの町田市立陸上競技場に横浜FCを迎える。午後4時キックオフ。“キングカズ”や中村俊輔など、元日本代表選手もいる横浜FC。エースストライカーの中島裕希選手(写真)は本紙読者に向けて「(横浜FCとの対戦は)もちろん楽しみですし、上位のチームというところでチャレンジャーとして、必死にくらいついて、相手よりも際の部分であったり運動量などといったところで勝てれば良いかなと思っています」とメッセージを寄せた。
9月はトップチーム創設30周年記念月間。この試合は「イーグル建創マッチデー」として行われ、多くのイベントが開催される。横浜からはマスコットの「フリ丸」も来場し、ゼルビーとのじゃんけん対決もある。ホーム戦のチケットは市内の郵便局でも購入できる。
試合結果やイベント詳細はFC町田ゼルビア公式HPへ。
敵地で勝点1掴む/9月7日大宮アルディージャ戦
FC町田ゼルビアは7日、アウェーの第31節の大宮アルディージャ戦に1-1で引き分けた。開始早々の前半3分、ロメロフランク選手のゴールで先制。1-0で折り返すが、後半28分に同点ゴールを決められ、前節に続く引き分けで試合を終えた。
試合後、相馬監督は「まだゲームは続いていきます。あと11試合、目の前の相手からしっかりと勝ちにつなげられるようにやっていきたいと思っている」と前を向いた。
試合結果やイベント詳細はFC町田ゼルビア公式HPへ。
先制するも…ドロー/9月1日ジェフユナイテッド千葉戦
FC町田ゼルビアは25日、ホーム開催となった第30節のジェフユナイテッド千葉戦に1-1で引き分けた。ゲームを優位に進める中、前半34分にロメロフランク選手のゴールで先制。しかし、すぐに同点ゴールを許してしまい、後半は互いに譲らずそのまま試合を終えた。
この試合で奥山政幸選手がJ2通算100試合出場を達成。次節はアウェーの大宮アルディージャ戦。
試合結果やイベント詳細はFC町田ゼルビア公式HPへ。
9試合ぶりの勝利/8月25日ファジアーノ岡山戦
FC町田ゼルビアは8月25日、第29節のファジアーノ岡山戦に3-0で勝利した。これまで通算成績では6分3敗とリーグ戦で勝ったことのない相手からの勝点3は、低迷していたチームに大きな勢いを与える。前節に続くクリーンシートで失点0に抑えたのも自信につながるはずだ。
岡山戦に向けた練習では、ロメロフランク選手に水かけの儀式で誕生日を祝福。チームの雰囲気も良くなっていた。
次節は9月1日(日)、町田市立陸上競技場にジェフユナイテッド千葉を迎える。3月以来のホーム戦の勝利を掴み取りたい。ホーム戦のチケットは市内の郵便局でも購入できる。
試合結果やイベント詳細はFC町田ゼルビア公式HPへ。
遠い勝ち星/8月10日ツエーゲン金沢戦、17日栃木SC戦
FC町田ゼルビアは8月10日、ホームて開催された第27節のツエーゲン金沢戦に2-3で敗れ、続く8月17日の第28節、栃木SC戦はスコアレスドローで終えた。4月以来の無失点に抑えた守備は明るい兆しか。
順位は20位に下げ、降格争いをする21位の栃木とは勝点差3。次節もアウェー戦になるが、何とか勝点3を掴みたい。
第29節は8月25日(日)、ファジアーノ岡山戦。19時キックオフ。次のホーム戦は9月1日(日)、町田市立陸上競技場にジェフユナイテッド千葉を迎える。18時キックオフ。
試合結果やイベント詳細はFC町田ゼルビア公式HPへ。
おかえり、平戸選手/8月4日ヴァンフォーレ甲府戦
FC町田ゼルビアは8月4日、連戦の最後となるアウェーで、第26節のヴァンフォーレ甲府戦に0-3で敗れた。前半を0-0で折り返したが、後半19分のセットプレーから得点されると、後半28分、38分とピーターウタカに連続して決められた。
先週、平戸太貴選手の完全移籍が発表され、この試合から出場。相馬監督は「コンディショニング的に問題もなく、彼はゲームに飢えていました。昨年まで一緒にやっていたことを含めて、十分戦えるだろうということでプレーしてもらった」と話した。試合後、平戸選手は「チームを良い方向に向かわせられるプレーがえきればいいなと思って試合に臨んだ」とコメント。前半にはシュートシーンもあり、今後に期待がかかる。
試合結果やイベント詳細はFC町田ゼルビア公式HPへ。
掴み取った勝点1/7月31日アルビレックス新潟戦
FC町田ゼルビアは7月31日、今月3試合目となるホームで、第25節のアルビレックス新潟戦に3-3で引き分けた。前半0-2と2点を追いかける展開の中、怒涛の反撃で中島選手の逆転ゴールが生まれた。
しかし、後半39分、コーナーキックからシュートを決められ、同点に追いつかれた。7月の最後に連敗を止め、何とか勝点1を掴み取った。これから波に乗っていきたい。
試合結果やイベント詳細はFC町田ゼルビア公式HPへ。
月27日東京ヴェルディ戦
FC町田ゼルビアは27日、アウェーで行われた第24節の東京ヴェルディ戦に0-1で敗れた。同じ東京をホームタウンとする「東京クラシック」と題した一戦。ホームで開催された今季初戦の同じカードでは勝利していただけに、何としても勝点が欲しかった。7月に入り、天皇杯を含めて5戦5敗。得点が取れていないのが気にかかる。
試合後、相馬監督はサポータへの感謝を述べた後に「少し不運なオウンゴールという形で失点したが、チーム全体としては我々のやり方の中で戦えた。後半はボールを取った後の動きがだいぶ良くなったために、ゴールに迫るシーンはたくさん作れたが、ゴールが遠かった。ただし、最後まで点を取りに行くという姿勢は次につながる」と前を向いた。
次節の7月31日は今月最後のホーム戦で、アルビレックス新潟を迎え撃つ。ホーム戦のチケットは市内の郵便局でも購入できる。
試合結果やイベント詳細はFC町田ゼルビア公式HPへ。
届け、俺たちの声/7月21日徳島ヴォルティス戦
FC町田ゼルビアは21日、第23節の徳島ヴォルティスに0-3で敗れた。前節に続くホーム戦での痛い連敗。詰めかけた7,000人を超える観客の期待に応えることができなかった。
試合後、相馬監督は「ホームで勝たないとという思いがあり、勝つための準備をしたのですが、いろんなことを含めて残念な形になってしまった。リーグ戦は続く中、顔を下げいても仕方がない。課題はあるが、ここでチームをなんとかするというエネルギーが出ることを期待して、ここからの連戦に向けて準備をしていきたいと思います」と語った。
次節の7月27日はアウェーで東京ヴェルディとの東京クラシック。7月31日は今月3度目となるホーム戦で、アルビレックス新潟を迎え撃つ。ホーム戦のチケットは市内の郵便局でも購入できる。
試合結果やイベント詳細はFC町田ゼルビア公式HPへ。
中島選手J2、400試合達成/7月14日アビスパ福岡戦
FC町田ゼルビアは14日、第22節のアビスパ福岡戦に0‐2で敗れた。今季の折り返しとなる後半戦の初戦を落とし、今だ波に乗れないままだ。ホームでは3月30日の愛媛FC戦以来勝ちがない。
アビスパ福岡戦でFW中島裕希選手がJ2リーグ通算400試合出場を達成。試合後の会見では「達成したことは嬉しいが、試合に負けたので悔しい。自分だけでここまできたわけではありません。ここまで関わってくれた方々に感謝したい。これからも結果にこだわってやっていきたい。次は勝利を届けたいと強く思っている」と話した。
次節の7月21日 もホームに徳島ヴォルティスを迎え撃つ。午後6時キックオフ。ホーム戦のチケットは市内の郵便局でも購入できる
試合結果やイベント詳細はFC町田ゼルビア公式HPへ。
願いは届かず/7月7日レノファ山口FC戦
J2リーグ第21節、7月7日にアウェーで行われた七夕決戦は0-3で完敗し、ゼルビアサポーターの願いは届かなかった。
6月のリーグ戦を無敗で終え、勢いのある山口は前半に先制し、リードしたままハーフタイムへ。後半もゼルビアを圧倒し、ゼルビアは決定機を与えられないまま試合を終えた。
今シーズンもこれで前半戦を終え、FC町田ゼルビアは6勝8敗7分、勝点25で16位。次節からは後半戦に入る。7月は14日のアビスパ福岡、21日の徳島ヴォルティス、31日のアルビレックス新潟と、ホーム戦が3試合あり、ここから盛り返したい。
試合結果やイベント詳細はFC町田ゼルビア公式HPへ。
5試合ぶりの勝利!/6月29日ジェフユナイテッド千葉戦
J2リーグ第20節、アウェーで行われたジェフユナイテッド千葉戦は5試合ぶりの勝利で、チームに勝点3をもたらした。前半14分にコーナーキックから酒井が先制点を決める。後半25分に同点にされるが、42分に今節のベストゴールにも選ばれたロメロフランクの勝ち越し弾が決まり、2-1で勝利を掴み取った。試合後、相馬監督は雨の中、町田から千葉にかけつけたサポーターへ「気持ちを込めて一緒に戦ってくれたおかげで、こういう結果が得られたのではないかなと思います」と感謝の言葉を口にした。
これでゼルビアは15位に一つ順位を上げた。
次節は7月7日(日)、アウェーでのレノファ山口FC戦。次のホーム戦は7月14日、町田市立陸上競技場にアビスパ福岡を迎える。午後6時キックオフ。
試合結果やイベント詳細はFC町田ゼルビア公式HPへ。
志村謄選手がJリーグ初先発/6月23日ファジアーノ岡山戦
J2リーグ第19節、前節に続くホーム戦(町田市立陸上競技場)は、ファジアーノ岡山と1-1の引き分けに終わった。
先制されて後半に追いつく展開も前節同様。互いに譲らない熱い戦い。どちらも決勝点をあげることはできなかった。
この試合で志村謄選手(写真)がJリーグ初先発。サポーターの声援にこたえた。
次節は6月29日(土)、アウェーのジェフユナイテッド千葉戦。7月3日(水)には町田市陸上競技場にカターレ富山を迎えて天皇杯2回戦も行われる。
試合結果やイベント詳細はFC町田ゼルビア公式HPへ。
追いつき、勝点1もぎ取る/6月16日V・ファーレン長崎戦
J2リーグ第18節、ホームの町田市立陸上競技場にV・ファーレン長崎を迎えた一戦は、前半に先制された2点を後半に奪い返して同点のまま終了。勝利まではもう少しだったが、貴重な勝点1を掴み取った形だ。
2点のビハインドで迎えた後半。17分にオウンゴールで1点返すと、23分にFW富樫敬真の値千金のゴールで追いつく=写真。試合後、相馬直樹監督は「選手たちは最後まであきらめずにファイティングポーズを取り続けて戦い抜いてくれた。ここから先もゲームが続いていく中で勝点3につながるように、選手たちとしっかり戦っていきたいと思います」と語った。
次節、6月23日(日)もホーム戦。ファジアーノ岡山を町田に迎える。午後6時キックオフ。
試合結果やイベント詳細はFC町田ゼルビア公式HPへ。
手痛い敗戦/6月8日徳島ヴォルティス戦
J2リーグ第17節、アウェーの徳島ヴォルティス戦は主導権を握るも、0-1で手痛い敗戦。敵地で勝点を得ることができなかった。
試合後、相馬監督は「サッカーというスポーツは点を取るべき場面で取ることが改めて大切になるということを痛感しました。ただ、選手たちはチャレンジすること、前にボールを進めること、そして前でボールを奪う、そういうことにチャレンジしてくれました。これからも頭を下げずに選手たちと戦っていきたい」と前を向いた。
次節は6月16日(日)、ホームの町田市立陸上競技場にV・ファーレン長崎を迎える。午後5時キックオフ。当日は「父の日スペシャル」のイベントとして、ガールズコーラスグループ「まちだガールズ・クワイア」のスペシャルライブ(15時5分頃)や、3人の息子をJリーガーに育てた元プロ野球選手の高木豊さんによるトークショー(15時25分頃)も実施される。
試合結果やイベント詳細はFC町田ゼルビア公式HPへ。
勝利まであと少し/6月2日栃木SC戦
掴みかけた勝利があと少しのところで手のひらからこぼれ落ちた。J2リーグ第16節、ホームに栃木SCを迎えた一戦は、ゼルビアが先制、勝ち越しと主導権を握るが、もう少しのところで久しぶりのホーム戦勝利とはならなかった。
試合後の相馬監督は「どちらかと言うと、最後に勝点を落としてしまったような結果になり非常に残念。しっかりできていたこともたくさんあったので、次につながられるように、(今回の)勝点1を今後につなげられるようにしたい」と語った。
次節は6月8日(土)、アウェーの徳島ヴォルティス戦。次のホームゲームは6月16日(日)、V・ファーレン長崎戦。午後5時キックオフ。当日は元プロ野球選手の高木豊さんによる父の日スペシャルトークショーも行われる。
6試合ぶりの勝利/5月26日FC岐阜戦
アウェーで勝点3をつかむーー。J2リーグ第15節、FC岐阜戦は6試合ぶりの勝利だ。前半で2点リードしたゼルビアは後半の終了間際に得点を許すものの、2-1で逃げ切った。試合後に相馬直樹監督は「今日に関しては勝つことで、また自信というものを選手たちやチームに必ず生んでくれるんじゃないかなと思っています。またこれをしっかりと次のゲームにつなげていけるようにしていきたいなと思っています」とコメントした。
この試合では中島裕希選手がケガから復帰して5試合ぶりの出場となった。
次節は6月2日(日)、ホームの町田市立陸上競技場に栃木SCを迎える。午後4時キックオフ。
勝ちきれず・・・/5月19日京都サンガF.C.戦
追いつき、逆転…しかし勝ちきれず。J2第14節、5月19日にホームの町田市立陸上競技場に上位の京都サンガF.C.を迎えた一戦。前半開始早々に失点する嫌な流れを、DF大谷尚輝(写真)のゴールですぐに追いつき断ち切る。その後は攻められながらも我慢する展開が続く。すると後半21分、ロメロフランクが逆転ゴールを決め、場内の盛り上がりは最高潮に。しかし、後半37分に追いつかれて2-2で試合終了。前節に続き勝点3は得ることはできなかった。
これでゼルビアは22チーム中の16位(勝点16)。次節は5月26日(日)、アウェーのFC岐阜戦。
後半に追いつかれドロー/5月12日横浜FC戦
J2リーグ第12節、アウェーで行われた横浜FC戦は後半に追いつかれて1-1のドローで終了。「首都圏バトル5-王の帰還ー」として開催された今節。前半に得点を決めた森村昂太選手はこの試合でJ2通算300試合出場を達成した。試合後、「ゴールはたまたまですが、それよりも試合に勝てなかった悔しさの方が大きい。自分のゴールよりもチームの勝利。それができずに残念です」とコメントした。
次節は5月19日(日)、ホームの町田市立陸上競技場に京都サンガF.C.を迎える。午後4時キックオフ。
ホームで佐野海舟プロデビュー/4月27日FC琉球戦、5月5日水戸ホーリーホック戦
J2リーグ第11節、アウェーでのFC琉球戦は1-1の引き分け。試合開始早々に先制されるも、後半38分に同点に追いつき、そのまま試合は終了。勝利まではあと一歩だったが、勝点1を積み上げた。
ホームの町田市立陸上競技場に、首位の水戸ホーリーホックを迎えた第12節は0-2で完敗。終盤の反撃も及ばず、得点には結びつかなかった。この試合でプロデビューしたのが、高卒新人のMF佐野海舟(写真)。試合後に「ベンチ入りが長かったので、ついに来たぐらいの感じで緊張はなかった。観衆の声で一瞬すごいなと思ったが、試合にはすんなりと入っていけた」とコメント。そして「デビューは通過点。チームの結果がついてくることが一番です。チームを勝たせられるようなプレーができるようにしていきたい」と続けた。
次節はアウェー、5月12日(日)横浜FC戦。
後半に押し込まれ惜敗/4月21日大宮アルディージャ戦
FC町田ゼルビアは21日、ホームに好調の大宮アルディージャを迎えた。試合は立ち上がりから激しい攻防が繰り返されたが、後半5分に先制点を取られると、最後まで得点できずに終了。これで10試合を終え、4勝5敗1分の勝点13、22チーム中の13位にいる。
次節はアウェーのFC琉球戦。昨年までゼルビアに在籍していた鈴木孝司選手が移籍した先で、鈴木選手は現在得点でトップに立つ。
次のホーム戦は5月5日(日・祝)、水戸ホーリーホックを町田市立陸上競技場に迎える。
今季初の2ゴールで完封勝利/4月13日アビスパ福岡戦
FC町田ゼルビアは13日、第9節のアビスパ福岡戦に2―0で勝利した。前半にFW富樫敬真、後半には途中交代のMF森村昂太のゴールで得点。今季初の2ゴールで完封勝利した。
次節はホームで行う4月21日の大宮アルディージャ戦。「フラッグデー」として開催し、メインゲートとバックゲートでA3サイズの応援フラッグ3000本を配布する。青と白のストライプ柄の手旗を振って、躍動感あふれるスタンドから選手たちを後押しする。午後3時キックオフ。ホーム戦のチケットは市内の郵便局で購入できる。
勝ちきれない試合続く…/4月3日アルビレックス新潟戦、7日ヴァンフォーレ甲府戦
FC町田ゼルビアは4月3日の第7節、アウェーでのアルビレックス新潟戦を0-1で落とし、7日はホームで第8節のヴァンフォーレ甲府戦を1‐1で引き分けた。
3月の後半に連勝して4月に突入したが、勝ちきれない試合が続く。
ヴァンフォーレ甲府戦は前半終了間際、МF戸高弘貴の今季初ゴールで先制。リードしてハーフタイムに入ったが、後半に追いつかれてそのまま終了した。試合後、相馬直樹監督は「連戦の最後で、前半に飛ばしすぎた影響もあった。しっかり振り返って今後の準備を進めたい」と話した。入場者数5,171人。
次節はアウェー、4月13日(土)アビスパ福岡戦。次回のホームは4月21日(日)大宮アルディージャ戦で15時キックオフ。ホーム戦のチケットは市内の郵便局で購入できる
今季初の連勝/3月30日愛媛FC戦
FC町田ゼルビアは3月30日、ホームで愛媛FCと対戦。1−0で勝利し、今シーズン初の連勝を飾った。しかも前節に続く失点0で抑えたのは大きい。こうした苦しい試合を勝ち抜くことでチーム力は向上する。これでゼルビアは3勝3敗。春の訪れとともに勢いに乗っていきたい。
メインスタンドとバックスタンドの入場口では町田市商店会連合会の「わが街のプロフェッショナル」紙面(タウンニュース製作)が2,000部配布され、キャラクターのサルビアン=写真左=も応援に駆け付けた。
FW中島お待たせ弾!/3月24日鹿児島ユナイテッドFC戦
前節に続き敵地で開催された第5節の鹿児島ユナイテッドFCは1-0で勝利。開幕戦以来の勝点3を積み上げた。
前半45分、FW中島裕希の今季初ゴールで得点。この貴重な1点を全員で必死に守り切り、前節の大敗を払拭する試合となった。これで順位を14位に上げた。
次節は3月30日(土)、ホームの町田市立陸上競技場に愛媛FCを迎える。14時キックオフ。ホーム戦のチケットは町田市内の郵便局でも販売中。
6失点…3連敗/3月17日ツエーゲン金沢戦
敵地で開催された第4節のツエーゲン金沢戦は1-6で敗戦。勝点は3のまま、順位を20位に下げた。試合後、相馬監督は「気持ちの部分で十分に相手に向かっていく、そういうものを出し切れなかった。(この試合で)顔を下げるわけにはいかない。ファイティングポーズが取れるように頑張っていきたい」と話した。次節は3月24日(日)、アウェーの鹿児島ユナイテッドFC戦。
深津選手J2リーグ通算200試合出場/3月10日モンテディオ山形戦
FC町田ゼルビアの頼れる兄貴、DF深津康太選手が10日の第3節モンテディオ山形戦でJ2リーグ通算200試合出場を達成した。残念ながら試合は0-3で敗れ、この偉業をチームで祝うことはできなかった。試合後、深津選手は「ここまでプレーできるとは思っていなったので自分を褒めてあげたい」と静かに話した。
第4節(ツエーゲン金沢戦)、第5節(鹿児島ユナイテッドFC戦)はアウェー。次のホームは3月30日(土)の愛媛FC戦だ。14時キックオフ。ホーム戦のチケットは市内の郵便局で購入できる。
連勝ならず。柏相手に善戦するも、0-1/3月2日柏レイソル戦
FC町田ゼルビアの今季第2節は、アウェーの柏レイソル戦。開幕からの連勝を狙うゼルビアだったが後半に得点を決められ、そのまま試合終了。しかし、強豪の柏相手に善戦したのは大きな収穫だ。次節は3月10日(日)、ホームの野津田競技場にモンテディオ山形を迎える。
開幕戦に勝利!新加入、富樫敬真がゴール/2月24日東京ヴェルディ戦
サッカーのJ2リーグ、2019年シーズンがスタートした。24日、開幕戦をホームの町田市立陸上競技場で迎えたFC町田ゼルビア。東京ヴェルディとのダービーマッチ「東京クラシック」に1-0で勝利した。悲願のJ1昇格に向けて「掴み取る」をテーマに掲げる今シーズン。好天に恵まれたスタジアムが歓喜に包まれた。入場者数は8814人。
競技場のバックスタンドの後方には重機の姿があり、J1基準の1万5千人以上を収容するための座席増設工事が進む。優勝の可能性がありながらプレーオフにさえ出場する権利がなかった昨季。「今年は自分たちの手で掴み取ることができる」条件が整いつつある。
試合は前半からゼルビアが相手を押し込む展開。大きな声援を背に青いユニフォーム姿の選手たちが躍動する。スコアレスのまま迎えたハーフタイム。開幕戦特有のゴールが遠い雰囲気の中、相馬直樹監督は「何か想像を超えるようなことをしなければ点は取れないぞ」と選手たちへ話す。そして後半18分、歓喜の瞬間が訪れた。今年、J1から新規加入したFW富樫敬真の値千金ゴール。試合に出ることに飢え、点を取るためにゼルビアに加入した男の挨拶代わりの先制弾がゴールネットを揺らした。
「あの距離であのタイミングでシュートを打ってくれたことがゴールにつながった」と相馬監督は試合後に振り返った。選手たちが細かいプレーを積み重ねることで結びついた1点。富樫選手は「全員の、前へボールを運ぶ気持ちが最後の僕のところにつながってきました。チームとして前への推進力を発揮できていたので、フィニッシュで終わるしかないと思っていました。決まって良かったです」と喜んだ。
J1を掴み取るための大事なシーズン。その大切な初戦で、幸先の良い第一歩を刻んだ。
次節は3月2日(土)、アウェーでの柏レイソル戦。次のホームは、3月10日(日)の第3節モンテディオ山形戦だ。14時キックオフ。なお、ホーム戦のチケットは町田市内の郵便局でも購入できる。
【関連記事】
開幕直前、相馬直樹監督コメントほか2018シーズン情報はこちら
試合結果やイベント詳細はFC町田ゼルビア公式HPへ。