音楽や演劇など多彩な公演を新百合ヶ丘駅周辺で開催する芸術祭「アルテリッカしんゆり2019」が、4月20日に開幕する。昨年10回目を迎え、今年も大型連休の新百合ヶ丘を芸術で盛り上げる。
芸術文化が根付くまち
新百合ヶ丘には昭和音楽大学や川崎市アートセンターなど芸術に関する施設が集まり、多くの芸術家やアーティストが暮らす。同祭は芸術文化が根付くまちの魅力を市内外に発信する取り組みとして、2009年に開始。毎年4月末から5月上旬の大型連休前後に開催されており、2万人以上が来場する。
出演するのは川崎市や麻生区を活動拠点とするなど地域にゆかりがあり、国内外で活躍するアーティストたち。また、運営や企画には200人以上の市民ボランティアが携わり、同祭の裏方を担っている。
今年は31演目40公演
11回目の今年は、麻生市民館や昭和音楽大学テアトロ・ジーリオ・ショウワ等9会場で31演目40公演を行う。内容は、オペラやクラシック、バレエ、演劇、能・狂言、ダンスなど多岐に渡るのが特徴だ。日本の伝統楽器とジャズの融合や、赤ちゃんを対象にした演劇「ベイビーシアター」など、同祭ならではの老若男女が楽しめる演目も。
同実行委員会の一人は「どれをとっても楽しめるラインナップ。ゴールデンウィークの1日でも2日でも全部でも、気になる公演に来ていただきたい」と話している。
公演詳細はHPでご確認を。