一般社団法人日本かくれんぼ協会が主催する第1回日本かくれんぼ選手権が7月27日(土)、松田町の酒匂川町民親水広場で開催される。次回の世界選手権の日本代表選手の選出も兼ねているという。
2010年からイタリアなどで開催され、世界各国から80チームが出場している世界選手権に向けての公式大会。富士山の眺望に恵まれ、都心からのアクセスも良い松田町に着目した主催者から、松田町を会場にしたい旨の申し入れがあり、この開催が実現。町としては、子どもから大人まで楽しむことができる健康的な「外遊び」であり、国内外に広く町の魅力をアピールできる機会ととらえ、後援することになったという。
「缶けり」と同じ
世界かくれんぼ公式ルールはシンプルで、いわゆる「缶けり」とほぼ同じ。フィールド中央に設置されたマットに、鬼に見つからずにタッチすると勝ちになる。1チーム5人編成で、10分のゲームを繰り返し、ポイント制で優劣を決める。申し込みは1チームでも個人でも可。個人エントリーは主催者側でチーム編成を行い、対戦することになる。
主催者によると、会場の設営には旧寄中学校で使用されなくなった備品を活用する予定。校長室のソファーやテーブル、理科室の人体模型などを使って、疑似的な学校をフィールドに出現させる計画だ。珍しい「競技かくれんぼ」のフィールドということで、観覧者にとっても注目されそうだ。
当日は午後3時に開会。午後7時には終了となる。参加費は1人1500円。募集人員は300人(先着順・定員に達していなければ当日も可)で、小学1年生以上の老若男女が対象。
申込み・問合わせは同協会ホームページへ。https://readyfor.jp/projects/kakurenbo