良質な演劇を鑑賞しようと1987年に結成した「海老名演劇鑑賞会」が、11月20日(水)に行われる例会で解散します。
今年で32年目を迎えた同鑑賞会。現代演劇や古典、ミュージカルなどの幅広いジャンルの作品を年6回ほど企画し、海老名の文化発展に寄与してきました。
解散の大きな理由は、会員減少に伴う収入の低下。最盛期には1600人を超える会員が所属していたが、10年ほど前から次第に減り、現在は250人ほどに。1回の公演で劇団や舞台、照明などの費用が200万円近く必要となるが、収入の低下により、この運営が厳しくなってきたことが要因となります。
最後の鑑賞会は、コント集団「ザ・ニュースペーパー」で村山富市元総理を演じ、注目を集めたパントマイマーの松元ヒロ氏のソロライブ。場所は海老名市文化会館で、時間は午後6時30分から8時まで。
今井光子代表幹事は「最後の鑑賞会に向け、会員一丸になって心を込め準備します。参加した人の記憶に残る素敵な会にしたい」と話しています。
鑑賞希望の方は同会【電話】046・234・2766または【メール】enkanebi@ia2.itkeeper.ne.jpへ。