厚木市飯山の花の里で10月18日、黄色いざる菊が咲き始め、秋の訪れを告げている。
同地を管理しているみどりと清流のふるさと創造委員会(小島富司委員長)では、地元の観光振興の一環として、7年ほど前から「あつぎ飯山花の里」づくりを継続している。
ざる菊は2020年6月、同会のメンバーが昨年のざる菊の芽をカットし、ポットで育てた5000株を地面に植え付けたもの。今年は、梅雨や暑さが厳しかったものの、特に影響はなく例年並みに成長しているという。
小島委員長は「黄、赤、白の色とりどりのざる菊の見頃は10月末から11月頭にかけて。静かにざる菊を楽しんでもらえれば」と話している。なお、10月24日(土)から11月3日(祝)まで、ざる菊の鉢植えの販売も行われる。