柳原良平氏が描いた「帆船日本丸」の特集展示が横浜みなと博物館内の柳原良平ミュージアムで開催されている。3月21日まで。午前10時から午後4時30分(入場は4時)まで。入館料は一般400円となる。
同展示は、同ミュージアムを運営する帆船日本丸記念財団が昨年10月に海洋の分野で顕著な功績を上げた個人・団体を顕彰した海洋立国推進功労者内閣総理大臣表彰受賞などを記念したのもの。切絵『帆船日本丸』(仮題)、抽彩『1号ドックに係留保存される日本丸』(仮題)、リトグラフ『船首』、リトグラフ『白波と日本丸』など計13点を展示する予定だ。
柳原氏は引退する同船の誘致運動に取り組み、横浜での保存公開が決まった後は「帆船日本丸友の会」の代表幹事も務めた。同ミュージアムは「白い帆を広げた帆船の雄大さ、そして、帆船ならではの直線美をお楽しみください」と呼びかける。(問)同財団【電話】045・221・0280