横浜市都筑区の横浜市歴史博物館では、横浜市域に伝わる仏像を総合的・体系的に紹介する初めての展覧会「横浜の仏像」展を開催中。3月21日まで。
歴史博物館とともに主催者である市教育委員会は、1970年から開始した仏像を中心とする彫刻文化財の本格的な調査が今年度50年目を迎えるとし、今回の特別展では、横浜市指定有形文化財第一号となった仏像や最近の調査で発見された仏像などを多数紹介。飛鳥・奈良時代から南北朝時代までの、鎌倉時代に人気を博した「運慶派」や銅でつくられる「善光寺式」、「清凉寺式」釈迦如来像など、特徴ある技法や様式の仏像が一堂に会している。区内からは、新羽町にある西方寺所蔵の十一面観音菩薩立像等が展示されている。チケットは一般千円、高校・大学生700円、小・中学生および市内在住65歳以上500円。
詳細は、同博物館【電話】045・912・7777へ。