小田原高校美術部出身の造形作家
小田原高校美術部出身の造形作家、對木(ついき)裕里さん(33)の作品展「みぞおちの石」がギャラリーNEW新九郎(ダイナシティウエスト4階)で3月15日(月)まで開催されている。
造形物から型を取り、それに石膏などを張り付けて作品を生み出すなど、独自の技法で表現する對木さん。2016年には大黒屋現代アート公募展で大賞を受賞するなど、新進の作家として国内外で活躍している。
さまざまな素材を用いた新旧約40点を展示
開催中の作品展では石膏や木材など、さまざまな素材を用いた新旧約40点を展示。どれも不思議で可愛らしい造形物と作品タイトルが並ぶ。
日常にある感情や空気を眺め、名前がつく前の感覚を残しておきたいという對木さん。「訳が分からない作品たちを見てどう感じても正解なので、それを楽しんでほしい」と話す。
作品展は午前10時から午後6時(最終日4時)まで。詳細や問い合わせは同ギャラリー【電話】0465・20・5664へ。