転入者向けに地域の情報を提供する冊子「ぐるっとみやまえ」が改定され、3月に第5版が発行された。
転入者に限らず楽しめる内容に
新たに、ご近所お散歩コース特集を実施。区内を8つある中学校区ごとに分け、史跡や公園などの近所で面白さを発見できる場所を紹介している。他にも、初版から続く区内を通る大山街道周辺スポットの特集や区内の農業に着目した農産物、北部市場の市場めし紹介コーナーも。転入者だけに限らず、イベント情報やご当地グルメなど区内の魅力が掲載され、区に関わる人たちが楽しめる内容になっている。
より詳しい情報は動画配信でも
市民記者として活動をする「みやまえ情報ラボ」(青柳和美代表・メンバー9人)が編集。「今回の製作は多くの人の力を合わせて完成した」と代表の青柳さんは感想を語る。新型コロナウイルス感染症の影響で取材が難航。対策を行いながら、区役所や各店舗などに協力を経て50カ所以上の取材を行った。
青柳さんは「冊子を見てもらうだけでなく、実際に町に出て、宮前での暮らしを楽しもうとする人が増えてくれたらうれしい」と話した。発行部数は9000冊。転入者に配られるほか、区役所や図書館など市内5カ所で入手可能。より詳しい情報を紹介する動画配信も行っている。