5月5日のこどもの日を前に、帷子川の常盤橋付近では3月末から、川の上を優雅に泳ぐ鯉のぼりが道行く人たちの目を楽しませている。
鯉のぼりは、天王町スカイハイツ自治会の会員らが40年ほど前から掲げているもの。きっかけは、ベランダに飾ることができずに眠っている鯉のぼりを住民らから集め、建物の中庭に飾ったことだった。当初集まったのは20旒ほどだったが、帷子川上空に場所を移した現在では、毎年約100旒が掲揚されているという。
足を止めた人たちは、鯉のぼりの数を数えたり、スマホに写真を収めて楽しんでいた。