1200株のバラの花が咲く汐入町のヴェルニー公園に、横須賀ゆかりの偉人で、徳川家康の外交顧問を務めた三浦按針(英国人ウィリアム・アダムス)にちなんだバラの新品種「ウィリアム・アダムス」の鉢植えが置かれている。
バラは按針が生まれた英国の国花。熊本県の愛好家が2020年に交配して手掛け、按針ゆかりの地のひとつである長崎県平戸市に植えられたものを地元グループ「コロボックルの会」が40本購入し、その内の5本を横須賀市に寄贈した。同会の田口義明さんは「バラを通じて按針の功績を広く知ってもらいたい」と話している。