「幼児期は人間形成の基礎を培う大切な時期」
学校法人なでしこ学園なでしこ幼稚園は昭和30年4月に開園し、今年度で66年目を迎えた歴史ある幼稚園です。「優しく、元気な、明るい子」「最後まで頑張る子ども」を保育理念に掲げ、一人ひとりが自分らしく力を発揮できる子どもに育つよう、活動や行動を大切に保育を実践してきました。
灘波由子園長はこう話します。「本園は幼児期が人間形成の基礎を培う時期であることを考慮して、幼児が社会生活に適応し幸福に生けることと、世界の進展に寄与する人間としての姿勢も身につけるよう、幼児期の特性を踏まえた保育を実践できるよう、環境を通して教育することに努めます」
「集団徒歩通園」や「乾布摩擦」など独自の取り組み
登降園は地域ごとに集合し、集団徒歩通園を実施しています。毎日の徒歩通園により、体力・忍耐力・交通のルール等が身につきます。
11月からは、乾布摩擦やマラソンを実施。灘波園長は「子ども達は遊びの発明家です。その遊びがさらに発展するように、教師は環境を整えて援助していきます。幼稚園の前にある公園では、ドッジボールやサッカー、鬼ごっこなどの運動的な遊びが繰り広げられています。園庭や公園の動植物に触れ、自然への興味関心も広がっていきます。また、異年齢児との交流も自然に行われ、年長児に対する憧れや、年下の子どもに対する思いやりなども育っているようです」と話します。
充実した「正課・課外教室」
◆体育指導
【年中・年長】週1回
幼児の体位体力向上をめざし、年中・年長児を対象に行っています。
毎日の登園で体力もつき、体力測定(25m走・立ち幅跳び・テニスボール投げ)では、市内の私立幼稚園の中では、1位の結果がでたそうです。
◆絵画指導
【年中・年長】月1回 ※3学期に年少も指導を受けてます。
以前開催されていた平塚市観光協会の絵画コンクールでは、子どもらしくのびのびとして色彩豊かな表現に、高い評価を受けていました。
預かり保育や未就園児クラスも充実
【預かり保育】
子育て支援の一環として預かり保育を実施。保育時間前や終了後、夏休みなどの長期休暇に預かり保育を行っています。
【未就園児クラス】
<開催日>◆ちゅうりっぷ 10月13日(水)・14日(木)◆ひよこ 10月15日(金)・25日(月)