茅ヶ崎の海側の神社は、南湖・柳島・中海岸の3つのエリアごとにレポートします!
南湖エリア
南湖エリアは、かつては漁師の町として商店が軒を連ねていたという「南湖通り」周辺に、4寺院が点在していました。
1、御霊神社(南湖2-9-10)
住宅街の小道を縫うようにして進んだ先にある「御霊神社」。参道にも住宅が立ち並び、その先の通りへと抜けることもできるので、地元住民の生活道としても活用されていることが伺えます。お正月に合わせて灯籠が飾られていました。
鎌倉時代以前に、大庭景義が先祖の鎌倉権五郎景政を祀ったのが始まり。相模川に架けたの橋の落慶供養に参列した源頼朝の前に亡霊となって現れた弟・源義経が合祀されたと言われています。
- 合格祈願の釣鐘木札のほか、絵馬舎もあります
2、金刀比羅神社(茅ヶ崎市南湖3-4-40)
南湖通り沿いにある金刀比羅神社。鳥居前や掲示板に、初詣やどんど焼きのお知らせがあり、地域に親しまれている神社のようです。
- どんど焼き(ダンゴ焼き) 1月14日(日)午前10時〜
3、八雲神社(茅ヶ崎市南湖4-4-29)
南湖通りから伸びる緩やかな坂を登った先に佇む神社です。南湖通りには、同神社の名前に由来する大正8年から続く菓子処「やくも」さんもあり、烏帽子岩を形どった和菓子なども販売しています。
- 初詣 元日午前0時〜
- 御神札・破魔矢の販売や、福銭・祝い餅・甘酒の振る舞いが予定されているそう
- どんと焼き 1月13日(土)午後2時
4、住吉神社(茅ヶ崎市南湖5-5-1)
鉄砲道からやや入った住宅街にあり、本殿と海側にある鳥居との距離が長〜いのが特徴の神社です。
- 元日〜1月3日まで社殿が空いているそう
- 先着880名様に「紅白餅」を進呈
- 住吉神社の御神札 1体1,000円で販売
【柳島エリア】
柳島・中島にある2つの神社には、立派な鐘撞堂などがありました。
5、八幡宮(茅ヶ崎市柳島2-3-10)
柳島の住宅街の一角にあり、境内には立派な柳島自治会や鐘撞堂のほか、「藤間柳庵之碑」、関東大震災で折れた鳥居などもあり、柳島の歴史を後世に伝える場となっているようです。
- 除夜の集い 12月31日(日)22時〜
(温かい豚汁や甘酒、樽酒の振る舞いや、御神札の販売などもあり)
- 除夜の鐘の受付 23時15分〜
- 鐘撞 23時45分〜
- 元旦祭 1月1日(月)10時〜
- どんど焼き 1月14日(日)
6、日枝神社/八坂神社(茅ヶ崎市中島1134)
線路にほど近く、時折、電車が通る音が聞こえてきます。中島の鎮守として崇敬され、五穀豊饒と家内安全が祈願されているいう。境内には、樹齢200年あまりタブノキがありました。
- 元旦 午前0時〜2時まで
- 鐘撞堂もあります
中海岸エリア
鐘撞堂がある柳島に対し、中海岸エリアは住宅街のこじまりとした空間にひっそりと佇んでいて、それぞれの地域性を感じられます。
7、八大龍王神(茅ヶ崎市中海岸2丁目8−30)
サザン通り沿いに祀られている「八大龍王神」。石碑の奥の建物には、浜降祭の神輿が納められています。
8、中海岸神社(茅ヶ崎市中海岸4丁目1)
サザン通りと鉄砲通りの交差点近くにある中海岸自治会館とマンションの一角にあるこぢんまりとした神社です。
- 元旦1時まで 御神酒・甘酒の振る舞い